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そうだ、かぶとむし採りに行こう@奥多摩

※昆虫、節足動物の写真が出てきますので苦手な方はご注意を。

「かぶとむしに会いたい」と思ったのは3ヶ月くらい前、小さい頃はよく行ってた虫捕りも大人になると全く行かなくなるもので、虫が好きそうor大丈夫そうな友人と共に、奥多摩に行ってきました!

去年の奥多摩がすごく良かった

なぜ、奥多摩にしたかと言えば去年行った旧古里中学校がてとても素敵だったから。森を眺めながらぼーっとしてたらあっという間に2時間くらい過ぎてしまうふしぎな土地です。

今回は友人に教えてもらい東京ひのはら村へんぼり堂に泊まりました。なんと、3,000円/泊という安さ。

いざ、かぶとむし

まずは、昼間の明るいうちにかぶとむしがくっつきそうな木を探します。周囲はスギが多くなかなか良さそうな木がない。写真でみてもわかるようにまっすぐな木(スギ)が多い土地です。

クヌギが見当たらず、それらしき木にも樹液が出ていない。車での移動も含め検討し、場所を離れることに。道中、ナナフシが木に擬態しているのを発見しました。質感が木の皮そっくり。

夜の森へ...

日が落ちた21:00頃またかぶとむし採集を再開することに。夜の探索の準備として、昆虫が見にくい赤色の懐中電灯を自作しました。(こんなの。下図)

宿から少し離れた場所に車で移動し、昼間は観光ルートとなっている場所を夜に散策しました。林に入って木を確認してもかぶとむしは一匹もおらず。木に張り付いているのは、カマドウマとゴXXXだけ。(後から聞いたら、水辺の近くにはこの2種類が多くいるそう。)たまに道路に元かぶとむしらしき亡骸が落ちているだけ。

がっかりして、へんぼり堂(宿)に戻ると虫捕り網を持っている我々に地元の若者が声をかけてくれました。

「虫とりですか?クワガタっすか?」

「ええ。でも全然見当たらなくて。宿の近くの林でも、もう一度探してみようかと思いまして。」

「この辺の林にはいないですよ。」

「ほ?」

「ここいらでは、かぶとむしとくわがたは車で探すんですよ!」

え、どういうこと?

「山道の電灯の下に落ちてますから!俺も小さい頃は父さんに車出してもらってましたから!この辺の林って全然いないんすよーっ。」

なんと!?そんなに簡単な採虫ハックがあったなんて。

その時すでに、23:00過ぎ。胸躍らせて奥多摩まで来たのに、我々はここまできて、まだかぶとむしの亡骸しか見つけていない。

車で昆虫採集

行くしかない。

運転手1名、昆虫チェックメンバー3名で車での昆虫採集へ。あれだけ歩き回って、汗だくになって探したのに、まさかクーラーが聞いた車内から探せるなんて、いやいや。

お?

探し始めて、10分も経たないタイミングでかぶとむしのメス発見!こんなにも簡単に見つけられるなんて、悔しいです!その後も次々とかぶとむしが見つかります。

かぶとむしのオス。全体の印象としてはメスが多かった雰囲気。

アオダイショウ(ニホンマムシでなかったことを願う。)も道路の端で移動中でした。

時々、サワガニも歩いていました。川まで結構距離があったけど大丈夫なのか?

他にも、ヘビトンボ、コクワガタ、コメツキムシなど何種類かの昆虫がいました。かぶとむし採りと言ったものの、家では飼えないので写真を撮ったらさようなら〜。

時間は午前1:30。大満足で宿に戻ると1人にしか伝えていなかったのに、宿中の人全員に虫捕りしていたことがバレていましたとさ。

他にも楽しめる観光スポット

近くには沢があったり、滝があったり。一日中のんびりできる癒しスポットでした。

滝の近くで飲んだレモネードが美味しかった。たまに自然に触れるのもとても良いものですね。そして、今まで奥多摩だと思って泊まっていたところは、実は西多摩でした。

この辺りは、クワガタもいるそうで、来年はまたリベンジしたいです!!

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