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sukepon
やりたい事 〜苦しみを軽く〜
別の課で苦しんでいる同僚が、久しぶりに笑顔を見せてくれた。
嬉しかった。
その日、共有スペースで会ったので
「進捗、どんな感じですか?」
と、期限が迫っている業務の進捗状況について聞いてみた。
私も、彼の圧迫した業務を削減するために、
その同僚の別の業務を一時的に担い支援していたので
上手く行っているかどうか、気になっていた。
すると、
「だいぶ、目処が見えてきたので、とりあえずよかったです。」
と、まだ終わってはいないが、とりあえずの安堵の表情と共に
笑顔を見せてくれた。
とても嬉しかった。
退職を考えて限界を迎えていた時の表情とは、違っていた。
組織自体は何も変わっていないし、人の手当も何もできていない。
なので、今の彼の感情は一時的なものであり、それを分かっている彼は
まだ退職を考えているかもしれない。
それはそれで、切羽詰まった状態での考えではなく
とりあえずの落ち着いた考えの中で出てきた選択であれば、
それは有りだと思う。
でも、まだ彼がこの会社でもう少し頑張ろうという気が起きているのであれば
私も、また微力ながら、私が同じ会社にいる限りは
私のできることはやっていきたいと思う。
それが私のやりたい事だから。