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割と真面目に『先生、』

今回久しぶりの考察系!

記念すべき?初noteが『PTOLEMY』の考察。

2022年10月の記事だから1年7ヶ月ぶり。
だいぶ間が空いちゃったなぁ。

さて、今回はみんな大好きDiggy-MO'『先生、』の考察です!
つっても考察ってほどでもないかな(笑)
こんな風にも受け取れるよね?くらいのライトな感じでよろです…
ほんとは先月書くつもりだったんだけど歌唱担当Diggy-MO'の衝撃で急遽変更しちゃったよねぇ…
では早速いっちゃいますかね!


1.私と「先生、」とのなれそめ

ここ読んでる人はもうご存知かとは思いますが一応これが『先生、』て曲です。

まぁ…その…だいぶエロい曲です(笑)
でもただエロいだけじゃなく、
「人は2本の足で歩いてるだけじゃ“情けない”、、て思うんだ だから証明してあげるね」
なんて秀逸な誘い文句が出てくるので侮れないんだよねぇ。


私が『先生、』を初めて聞いたのは『PTOLEMY』のMV観て衝撃受けたあとすぐくらい。最初聴いた時『PTOLEMY』との世界観の違いにびっくりした(笑)
で、ほんと今だから言えるけど、最初は『男子生徒が男性教諭を誘惑してる歌」だと思ってた…「おチャック下ろしちゃいなさいな」を男性教諭に自分で前を寛げるように促す男子生徒のセリフだと解釈してましたね…完全に同人小説読みすぎBL脳の仕業ですわ…スイマセン…

あとこの人絶対岡村ちゃん好きでしょ!とも思った。そんで検索してみたらライブで『19(nineteen)』カバーしてるって!?無人島に持っていく10枚で岡村ちゃんのアルバム選んでたって!?どうも筋金入りの岡村ちゃんファンらしいぞ?て感じで妹ちゃん(かつて岡村ちゃんのファンクラブに入っていた)に聴いてもらったりしたねー。
妹ちゃん曰く「英語のカタカナ表記の入れ込み方が岡村ちゃんぽい」らしい…マニアックやな…(笑)
あと『家庭教師』のアンサーソングというかなんか対になる曲かもね(『家庭教師』は先生目線、『先生、』は生徒目線)、とも言ってた。
これは確かにそんな感じするのよ、エロ度数も近いし。いや、岡村ちゃんのがヤバいか(笑)

しかしリンク貼ったはいいが初岡村ちゃんがこれだったら刺激強すぎるな…と思うなど…(笑)
お口直しにDiggyもカバーした『19(nineteen)』お聴きください(笑)


2.「先生、」私なりの解釈


私、『先生、』の解釈については2通り考えられるかなーと思っておりまして、ざっくり言うと

1.妄想恋愛説
2.実は切ない恋の歌説

になるかなー、と。

1.妄想恋愛説

DiggyはClub Dの『帽子の中身』で「小学校で先生に作文を褒められたこと」と「高校生の時教育実習で来た女子大生」が『先生、』の発想の元になってるって話をしております。小学校の作文の授業に関しては書き出しが「あのね、先生、」から始まること、一週間に1回必ず作文を書くってところから『あのね帳』のことだろうなーと推測できるよね。

なんでこれピンと来たかって私もこの授業受けたから(笑)さすが同世代って感じでしょ?(笑)

で、問題は高校生の時の教育実習の女子大生のことだよ…

なんで最後までエピソード聞かないかな?インタビュアーさん…

ここがわからないから完全に憶測でしか書けないっていうね…
まぁだからこそそうやって好き勝手書ける訳だけど(笑)

歌詞の世界観を素直に取ればウブな先生を誘惑するプレイボーイの男子生徒って感じなんだけど、実体験が元になってるとすると果たしてDiggyが高校生の時にこんなことするキャラだったかなぁ?と(笑)
全寮制の学校だったからかもだけど結構マジメな学生だったっぽい印象。普段の言動からもそこはかとなく育ちの良さを感じるし…
だとすると実体験というより「突然現れたちょっと年上のお姉さんに対する憧れと恋心と下心がごちゃまぜになってDT力MAXのこじらせ妄想爆発ソング」なんじゃないかなー、と…
いやほんと全くの憶測でございますけども…

実はこういうこじらせ妄想系ソングなんじゃないかって思ってる曲がもう1曲あって。
『Catwalk』なんですけど。


これって素直に考えるとプレイボーイのカメラマンが数々の浮き名を流す有名なモデルに夢中になってしまう…て話かなーと思うんだけど、実はカメラマンではなくてカメラマンの卵でアシスタントの仕事で出会ったモデルにからかわれたのを真に受けて舞い上がって妄想しているようにも取れないかなーって。
こう考えるとDiggyが繰り返し詞のモチーフにしてる「年上女性への憧れ」とも繋がってくるしね。


2.実は切ない恋の歌説

まぁ1で書いたような解釈でいいんじゃない?と思ってたんだけど、「Merry go round 〜」の部分に言及してるインタビューを見つけまして。


--しかも曲後半、メリーゴーランドのくだりからすごいことになっていきます。

Diggy-MO':夜の遊園地コーナー(笑)。流れでAメロBメロCメロを繰り返して展開していたら……、アレに呼ばれちゃったんですよね(笑)。アイディアが出てきて、そこに呼ばれると後戻りできないんですよ。よっぽど無駄だと思えたら無くしますけど、これで然りになるだろうと思ったら入れたくなって、やらなくてもいいかにはならない。そこで楽典的な理詰めはしていくかもしれないですね。

こういう発言聞くと「これで然りになるだろう」と判断した要素は何なのかなーっていうのを考えちゃう訳ですよ…
それまでめくるめく官能の世界だったのにあそこだけ急にガラッと変わって曲調も歌詞もロマンチックになるの面白いなぁと思ってたけど意味があるってことよね…
「一度だけ」「間違いなんて誰にでもある」てまぁ誘い文句からして最初からアヴァンチュール前提だし、そういう関係を楽しんでいるように思うんだけど(なんせあんだけ「満足」って言ってるしね 笑)
でも夜の遊園地で問うのは「幸せですか」な訳ですよ…相手が今の状況に満足しているのか?幸せだと感じているのか気になるって感情はさ…

もうこれは…火遊びじゃなくて“愛”なんじゃないですか?

てなるとまたこの歌の受けとめ方が変わってくるのよ。
もし初めから男子生徒は先生に恋心を抱いてたと仮定して、(教育実習生ではあるけれど)先生と生徒という関係だし正攻法でアタックすることは最初から諦めていて、それでも先生への恋心が断ち切れず、ならば彼女がこの学校にいる間だけでも…という想いで冒頭の誘い文句が出てきたんだとするとだいぶ切ないじゃん…となる。
もし男子生徒は最初から火遊びのつもりで関係を持ったとしてもいつからか恋心は芽生えていたんじゃないかなぁ。そして逢瀬を重ねる度に自分のせいで次第に大胆になってゆく先生に驚き、喜び、戸惑い、「先生は自分といて幸せなんだろうか?」という気持ちに繋がっていくのかな?と…

もうこうなるとあれだけ連呼する「満足」も男子生徒が自分自身に「これで満足しなきゃ。いや満足だよな?」と言い聞かせているようにも思える。

サラッと聴けば先生と生徒のアヴァンチュールの歌だけど、夜の遊園地コーナーの受け取り方によってはある意味真逆の印象の歌になるよなぁ…と。
もしかしてこれが「これで然り」の所以なのかもしんないな。とか。ほんとのとこはわからないけどね。


3.「先生、」の後に続く言葉


最後「もっとリラックスして」からのくだりなんだけど。
ここはDiggyの作詞方法、というかコツが入れ込んであるっていうのは前にインタビュー(どこのインタビューだか忘れた…思い出したらリンク貼ります)で話してたので確実なんだけど、最後「先生、いかなくちゃ 先生、」で終わるじゃないですか。
最後の最後「先生」と言い切りではなく「先生、」とあえて読点を入れてるってことはこのあとに何か言いたいことがあったんじゃないかなぁとか思う訳です。
もちろんタイトルに合わせた表記ではあるんだろうけど、何かしらしかけられている気もするんだよねぇ。
まぁあえてここで止めているってことは聴いた人に委ねてんのかもだけど。もしもDiggyの中で答えがあるならぜひ聞いてみたいところですな。

4.最後に


うーん、あんまり大した考察はできなかったかなぁ(笑)
でもまぁこんな風にぐるぐるうだうだ考えるの好きなんで楽しかった!
もし「こういう解釈もあるのでは?」とかあったら教えてほしいなぁ。
次に他の曲でもやるとして、その時は…『GOD SONG』に手を出す?まだ早いか?
諸々まとまったらまた書くかもなので、その時はまたおつきあいよろしくでございます。


サムネイル提供∶竜さん







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