最近の若者が選挙に行かない理由について
早いもので2024年も10月が過ぎようとしております。
つまりあと2か月もすれば2025年になるということです。
2024年、響きがよかったですね。それもそのはず。2024っていうのは2¹¹に因数分解できるんですね。ためしに電卓を叩いてみましょう。どうでしょう。でましたか。2048でしたね。う~ん惜しい。
まぁ拙者、高卒なんでこんなもんですね。高専卒なら間違えなかった。悔しい。これでも数惨Cまでは嗜んだんですが。湿気
総務省のデータ見たら確かに最近の若者は…
選挙、行きましたか!
私は勿論行きましたよ。女性にも選挙権がある、良い時代になったものです。
さてさて、最近のバカモンは投票率が低くてけしからんですね。
っとに最近のバカモンは…と馬鹿にする前に、本当に最近のバカモンは投票率が低いのかというのをググってみました。
総務省のデータがこちら。
確かに、昔のバカモンの方が投票率が高かったようです。
この頃は火炎瓶やバット片手に殺人も厭わない覚悟で学生運動をしていた、非常に元気な世代だったと認識しております。
今の無気力なバカモンと違って、政治に興味関心が高いようで大変結構ですね。ちょっとは見習うべきだと思います。
最近の若者はバカじゃないもん
さて、最近のバカモンが選挙に無関心なのは、「投票してもどうせムダ」だとか「投票したい政党がない」だとか、そういったバカモンの無気力に依るものだという言説が正しいとされてますね。
はい。
「うんうんそうだな、そうに違いない」と思ってるお前、バカ、バカモン、バカもいい加減にしなさい。若者はバカモンだからしょうがないって思考停止だからそれ。
どっかの漫画の言葉を借りましょう。「自分が子供の頃バカでしたか?」(元ネタ知らないのに引用してごめん…)
そう、今のバカモンはそんなにバカじゃないんすよ。まぁ実際バカなんですけど、でも流石に、ここまで言われるほどのバカではないです。
何故最近の若者はバカじゃないのか。
それは今の若者が「自分がバカである事実」に耐えられないからです。
「バカである事実に耐えられないバカモン」が選べる道は2つです。
①「実際にバカじゃなくなる(賢くなる)」
②「バカかどうか判定される土俵から逃げる」
この2つです。
2つに分かたれたロードを歩んだそれぞれの道を紹介しま…
君はバカなんですかと問われて
①「俺はバカじゃないんだ」
「俺はバカじゃないんだロード」を歩んだ若者がこっちです。
ポケモンのルビー・サファイアで言う、ルビーを選んだ側の人間みたいなもんです
Twitterにおいて、政治信条の議論を活発に交わしている層です。
それぞれが思う最強の政党の素晴らしさを喧伝し、選挙に無関心な人達を蔑み、熱心に発信します。
いわゆる、「真実に気付いた側の人間」です。
率直に言いますが、大変に素晴らしい方たちだと思います。(嫌味ではないです)
10代20代においては、社会の理不尽さや政治の腐敗に対して義憤を燃やすのは自然な感情であり、むしろ斜に構えたり、冷笑する側こそ少し熱意というか、生きる力が低いんじゃないかなと思う次第です。
――言うまでもありませんが、他責思考でもありますので、30代40代にもなって未だに政治ガー政府ガーと発信されているのは、少し人間としての成熟が遅れているのではないかと心配してしまいます。まともな社会生活を40年も送っていれば、一個人である自分が社会に与えられる影響の限界を感じ、自らの生活・所帯に目を向けた生活をするか、政治家への道を歩んでいるわけですから。
他責思考で気持ちよく生きられるのは大学生までです。――よくて20代前半まででしょう。
②「俺はそもそも政治に興味ないんで…」
ポケモンのルビー・サファイアでいう、サファイアを選びそうな陰キャ側の人間がこっちです。
港で話題になっている、「選挙に無関心な層」と言われがちなバカモンですね。
これが、私の提唱する、「不正解を選ぶことに耐えられない」若者の正体だと感じております。
解説します。
さて問題です。今回の選挙においてどの政党に投票するのが正解でしたか――
というと、当たり前ですが、正解などありません。試験問題ではないからです。
どの政党も問題を抱えています。裏金問題、外交問題、政党的テーマの欠如(野党仕草)、公安から危険分子とみなされている政党まであるようです(不勉強でどの政党なのかまでは分かりませんでした)
つまるところ、誤解を恐れずに言うならどの政党を選んでも不正解ということです。
…実は、絶対に正解となる政党もあります。
それが、親族、親友、幼馴染が出馬しているパターンです。そこに投票するのであれば、「まぁ親族だから応援で入れたよね…」という言い訳が出来ますから。
同様に、宗教法人などの組織票もありますね。「絶対に公明正大党に入れなさい」と。これも入れる言い訳になります。私達は、入れさせられた。
…しかしながら、そういった方と無縁の、いわゆる普通の一般人だとそういう訳にはいきません。
正解も不正解も分からないまま、自分の思想信条”だけ”を頼りに票を投じることになります。
しかも、ほぼほぼ、どれも不正解です。
今の若者には、それが耐えられないのです。
正解の政党が分からない以上、投票を棄権し、「いや、そもそも俺は政治に興味ないんで…(笑)皆さん必死すぎませんか…(笑)」と逃げるわけです。
その現実を「まぁ俺1人が投票しても変わらないし、仕事忙しいし、どの政党でもぶっちゃけ変わらないよね」という言い訳と共に認知する訳です。クソガキ思考も極まれり。コナン君仕草もいい加減にしなさいと私は怒りに震えております。
「それってあなたの感想ですよね」に思うこと
今の若者は、「言い訳」や「ファクト」に基づいた行動しか出来ない呪いにかかっています。
これは愛着障害によるものです。
小学生の中で爆発的に流行している、ひろゆき語録を取り上げたいと思います。
「それってあなたの感想ですよね」です。
今の若者は、「それってあなたの感想ですよね」と相手に言われると、敗北を感じてしまうのです。
お前の発言はファクトに基づかない妄言なんだぞ、と言われたように感じるからです。
ちなみに、「それってあなたの感想ですよね」と相手に言われても「そうだ、そして私の感想こそがコモン=センスであり絶対的に正しいのだ」と言い切れるのが、今のご老人の方々です。
一応補足しますが、どちらも認知が歪んでおり、認知行動療法による治療が必要だと感じます。
「それってあなたの感想ですよね」と相手に言われても、「うん、そうだよ(何か問題があるのかい?)」と返すのがフラットな回答でしょうに。
それが出来ないのは、ファクトに基づかない自分の単なる個人的意見に価値が無いのだと思い込んでいるからです。
何度も言いますが、これは愛着障害によるものです。
「それってあなたの感想ですよね」という質問に耐えられないのが今の若者の正体です。
救ってあげたい。
救えるのなら、私が、皆さんの「言い訳」になってあげたい。
「言い訳」が必要な若者たち
今回の選挙に限らず、恋愛・結婚・出産というテーマにおいてもこの病理を感じます
”子育て”に「正解」がないのに、「不正解」と断罪されるケースは沢山あるからです。
結婚における失敗談(よくSNSで炎上するテーマ。不倫だったり、子育てのモンペだったり)を見つけてきては、せっせと自分が結婚をしない、子供を作らない理論でバベルの塔を築き上げるのです。
自分が結婚できるか出来ないかという前提や、自分が子育てで失敗してしまうのかもしれないという未来を考えることにすら、耐えられないのです。
曰くもし自分に子供が出来たら可哀想だから――曰く自分の子供を経済的に不自由なく育てることに責任を持てないから――などと子供のことを真に思うからこそ産まない――、のような「言い訳」を作るものの、本質的には自分が失敗することを受け入れられない強烈な自己愛と、取り巻く状況がcontrollableなものだと思いこめる傲慢さ、そして根本には愛着障害があるのです。
何度も言います。根底にあるのは愛着障害です。
少子化対策で様々な施策がありますが、どれも今の若者には響きません。「1人で生活する方が経済合理性が高い」というシンプルな真実でもある、強い「言い訳」が用意されているからです。
打開するには「お見合い制度」を復活させるしかないんじゃないかと思います。
「親が勝手にお見合い用意して~~相手も悪くなかったし~~そこまでされて断るのも失礼だし~~~ま、結婚してあげてもいいかな(笑)」
👆こういう「言い訳」が必要なんですよね。
実際、恋愛と結婚が同一直線上にあるのが不思議なもんなんですよ。そういうのはドラマで栄養補給した方がいい
自分の意見すら満足に言えない、現代の、愛着障害を患っている若者に必要なのは「強烈な言い訳」なんですね
今ある「言い訳」を大事にしよう。
「言い訳」を持っていますか?
「言い訳」を大切にしましょう。
「言い訳」を見つけにいきましょう。
それが、ちっぽけな自分を守る大切なお守りです。
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面白かったら取り上げますが微妙だったらスルーします。
ついでに断るんですが、私、無敵の人(予備軍含む)とはなるべく接点持たないようにしたのでご容赦頂ければ幸いです。(お互いの幸せのためです)
出典というか。こういう本を読んで、こういう考えになってますよというやつ。(アフィリンクじゃないです)
これ読んだら私くらい頭が良くなります。よかったねぇ~
愛着障害のやつな~これ全人類読んだほうがいいと思う。