【息子のサッカーを見て、見えてきたこと Vol.24】アウトサイドでのドリブルの有効性
こんにちは!
私は小学校低学年からゴールキーパーとしてプレーを行い、あまりフィールドの練習をしてこなかったので、フィールドプレーヤーの技術は高くありません。
なので、ドリブルの技術はプロの選手から学ぶ方が多いと言えます。
最近、息子(小1)のサッカーを見ていて、ドリブルで気付かされたことがあります。
それはアウトサイドのドリブルの有効性です。
息子がドリブルしている時にアウトサイドを多用していることを見つけました。スクールでもチームでも教わっている訳ではなく、恐らく自分で気付いて始めたのだと思います。
確かにアウトサイドでドリブルをすると、あまり目線を下に落とさずに、面で捉えて確実にボールを前に運ぶことが可能です。
そして、このドリブルを実際に武器として活用している選手を2人見つけました。それはアルゼンチンの英雄「メッシ」と先のワールドカップでの活躍が話題となった「三笘薫」選手です。
彼らのドリブルのスタイルには差があると見ています(ゴールキーパー目線ですが、、、)。
メッシは細かくタッチを行い、緩急で抜いていく選手。一方で三笘選手は足の速さを生かして、割と長いストライドでコースを見つける選手。
この辺にドリブルの上手な選手と言っても違いがありそうです。
ただ彼らは共通してアウトサイドを使って、顔を上げた状態でドリブルを行います。そのため、
・視野を確保できるので、味方にパスを出すまたはシュートを打つという選択肢を常に持っている(なので相手は迷う)
・対面する相手の体や足(特に膝)を見ており、重心のズレや膝の突っ張りの発生を待てる(逆を取る)
・当たる面が広いのスピードを落とさずに上記の状態が保てる
というメリットが挙げられます。
三笘選手の参考になるドリブルがYouTubeにてJリーグの公式動画に挙げられていました。改めてこれを見るとワールドカップやプレミアリーグでの活躍が頷けます。
https://www.youtube.com/watch?v=rGYeYJfVITk
特にマリノス戦の小林悠選手へのアシストのシーンは伝説とも言えます(フロンターレファンにとって)。
自陣からドリブルを開始し、アウトサイドを使って、トップスピードで並走する渡辺皓太選手を振り切ります。
その後、アプローチに来たチアゴ・マルチンス選手(ハーフライン付近で三笘選手は既に視野に入れています)の反対を取り、中にカットインしていきます。
メッシの好きなドリブルにCLの対バイエルン(2015年CL、バルセロナホーム)の2点目です。このシーンではメッシは対峙したボアテングを緩急で結果的に尻餅をつかせて、抜き去りゴールを決めています。
※動画は探してみてください、、、
インサイドやインステップで運ぶとどうしても自分の膝が外に向くので、膝が内を向くのに比べて、走りが遅くなる傾向があります。
特に右利きの選手が右に行く際にはアウトサイドの方が運びやすいです。一方、左に行く際にはインの方が運びやすくなります。
最近では中盤や前の選手で利き足と反対に置くことが多いので、カットインのドリブルとして、アウトサイドの有効性を挙げても良さそうですね!