不定期連載 私的フロンターレ通信 2022/05/09号
こんにちは！
ACLは残念な結果に終わってしまいました。広州戦が終わった直後、DAZNのチャンネルを切り替えて、ジョホール-蔚山現代の試合を見ていたら、まさかの結末。。。
この苦い経験を乗り越えて、前に進んでいくしかないですね。
■清水戦
データを基にした分析はSPORTERIAで記載しましたので、是非ご覧ください！
杉崎健さんという現在はフリーのフットボールアナリストの方の書籍を読みました。データ分析の活用の様子を知ることができ、参考になりました。
ただ、データ分析よりも映像分析の方がアナリストの仕事としてはメインの状況のようですので、今後はそちらにも個人的に手を広げたいと思います。
まずは息子（小1）のサッカーで映像分析の知見を高める予定です。
「フットボールを15分単位で捉える」、「ボールのターンオーバーの発生点を計測する」というのは、より強く意識してみることに繋がりました。
一方で、現在のJリーグの統計的情報の一般公開ではこうした数値を把握することができず、きっとデータ提供会社のサービスを購入しないと難しいんだろうと推測しています。
清水戦とは話が逸れてしまいました。
ここまで苦しんでいた脇坂選手が好パフォーマンスを発揮したのは好材料です！中盤の組み合わせは悩ましいところですが、怪我人と合わせて、夏ころまでに試行錯誤が続きそうです。
脇坂選手の今シーズンのパス本数と成功率をグラフにまとめてみました。清水戦はパスの本数も多くかつ、成功率も高かったことが伺えます。
あと、佐々木選手ですが個人的には左サイドではなく、右サイドが彼にとっての適正ポジションではないでしょうか。利き足である右足の正確性は高い一方で、左足でのパスではロストの多さが気になっています。
ただし、右サイドには不動の山根選手がいますので、試すのは難しいという現状も理解できます。ただ、ここまでフル稼働の山根選手のバックアップという位置付けでの起用も視野に入れられるのではないでしょうか。
■U-18 柏レイソル戦
昨日のU-18の柏との試合を等々力で観戦してきました。育成の試合ながら約2000人を集め、関心の高さが伺えます。
結果は5-1の快勝でした。川崎は現在まで無敗で首位を走るチームの一方、柏は12位中11位と苦戦しており、戦力差が出たとも言えます。
昇格初年度ながら、奮闘しています。
既にプロ契約を結んだ高井選手には大きなポテンシャルを感じましたし、2ゴールの五木田選手（9番）と大関選手（10番）もレベルが高ったです。トップに絡んでくるだろうと予想されます。
一方で、好調に水を差すようですがあえて言わせてもらうと2点あります。
まずプレーの強度が気になりました。プレスをかけてから取りきるまでの迫力が緩いという点です。同年代のブラジルの育成年代を見ていましたが、強度に差がありました。
高校年代のトップリーグでのレベルではありますが、先を見据える（W杯やCLで活躍できる）と物足りなさを感じます。
また18歳のレベルでできていることをその先に繋げる必要があります。昨日、三笘選手が所属するユニオンとクラブブルッヘというベルギーの首位攻防戦を見ました。
途中からではありましたが両チームとも16歳の選手が出ていました。つまり、17歳や18歳であればその年齢でトップチームの試合に絡む（だけでなく活躍する）というレベルを期待したいです。
ここで満足せず、一気に駆け上がってもらいたいと心から思います。サッカーはそれが可能なシステムができていますので。
特に高井選手は育成の試合ではなくプロの試合、川崎でのプレーが難しければ、J2やJ3で早く経験を積んだ方が、今後の彼の成長には良いのではないでしょうか。冨安選手を超える可能性を秘めています。
ただ、昨日の観戦を通して、よりアカデミーに愛着を持てましたし、今後もチャンスがあれば、観戦を続けていきます！
■旗手選手
さて、最後はセルティックの話題に。レンジャーズとのオールドファームダービーを何とか引き分けで終え、ほぼ優勝を決めました。
ロシアの除外により、来シーズンはCLにストレートインできるとのこと。つまり、CLでの戦いに参加できます！！
昨シーズンまで等々力でプレーしていた選手が、CLに参加するなんて、、、サッカーの世界は本当に繋がっていますね。
選手の輩出は辛いですが、ヒエラルキーが形成されてしまっているグローバルなサッカーインダストリーではどうしても避けられないポイントです。
2月の移籍当初ほどインパクトは残せていない報道が多いですが、2021年の2月からオリンピックを含めて、オフなしの状態で戦っており、体が重いのは仕方がないところ。
6月の代表シリーズでも招集されると思うので、上手くオフが取れることを切に願います。CLとW杯というビッグイベントに参加できることを祈ります！
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