#4「子供の頃好きだったこと」
自分の記憶にある限り
幼稚園の一輪車から始まり、
家の近くに中央公園っていう大きな公園の
アスレチックで遊ぶのが大好きだった。
小学生にもなれば、行けば誰かしら知ってる友達が居たし、
居なければ自分の背よりも高い植物の枝葉かき分けて
“トトロの道ごっこ”とかして、最高にワクワクしながら遊んでた。
一人だけど(笑)
アスレチックでは何故か自分にタイムを課せて
「このアスレチック、一周過去最高に早くクリア出来たら勝ち〜」
って遊んでたのを今でもよく覚えている。
今考えたら、そんな事してる子供が居たらヒヤヒヤして目が離せない。
身長の何倍も高い所をロープや丸太を渡って一人サスケしてるんだから。
アブナイ。
あと何せ好きだったのは探検。
人んちの裏から表の道路に抜ける細い道見つけたり、アパート裏の塀から隣の屋根に移ったり…
そこに物語なんか付け加えちゃったりして。
そこに異世界に通じるトンネルなんて無いけど。
開けたら掃除道具入れだったりするんだけど。笑
そんなじっとしてられない子なもんだから、
デパートなんかに買い物行くとすぐに親の側から消えていたらしい。
でも、どこにいるかはバレていて、
見つければ必ず婦人服売り場にある鏡の前でポーズ取ったり
鏡を覗いたりして遊んでいる(笑)
昔から鏡を目の前にするのは得意だったみたい。
右山くんやリノが改めて親に聞いたりしてるから、
私も気になって母親に聞いてみた。
そしたら、幼稚園の頃はよく妹に歌を歌って寝かしつけていたと。
小学校の頃には、前から数えた方が早いくらい小さかったのに、劇で何故か全く可愛気の無い“闇の王”をやっていたこと。
どちらも言われてみれば思い出す。
背が小さいのに“闇の王”って…
しかも長い劇だったからか闇の王は前後半で二人で務めた。
そんな後半の闇の王は学年でも1位2位を争うくらいの巨大な(私にはそう見えた)男の子だった。同じ闇の王のギャップたるや(笑)
妹に歌っていた子守唄は気が狂ったかのように
その時観ていた数々のアニメソングのOPとEDを永遠と歌って聴かせる。
喉枯れてたもん(笑)
サリーちゃんとかひみつのアッコちゃんとかがその時のブームだった。
変身モノにはいつも憧れてたなぁ。
こうして自分のルーツを辿ると何で今こうなったのか
繋がってる部分もある。
同じく、もしかしたらまだ未開拓の自分が、
何にも捉われていなかったあの頃にはあったかも。
...って思うと、今の自分、つまらないなぁ〜。
また改めて細胞を研ぎ澄ますためにも
「自分の“好き”ってナニ?」
ってテーマを掘り起こすのにも
過去の自分を振り返るのは良いかもしれないネ!