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夢の随想2
以前は夢記録を山のように書いた。
父が亡くなった後の半年の間、三日に一回ほど、鮮明な夢を見て、鮮明な夢日記をつけた。
それは公開するような類のものではないので、大事にしまっておく。
本日見た夢は切ない場面もありつつ、後味が悪かったので、ここに書く事で「夢供養」しよう思う。
なんとなく七五調の夢だったので、それにしたがって、覚えている部分を書く。
さても貧しき我がいえは
木造造りの二間のみ
一間は畳母がおり
一間は和式の便器のみ
我は仕事もなく一人
イオンのゲームランドへ行く
そこでは三十路の男たち
遊具に乗ってだだこねる
ぽつりぽつりとただ一人
帰り道にて隣には
気づけば恐ろしいほどの
美人が一人歩いている
彼女が話す物語
あの祭では本当は
ある男の子と二人して
色んな話をしたかった
その男の子は学校で
ベースギターを見せてくれて
今度の祭で二人して
話をしようと紅い顔
そんな話をしていたら
我が家は近くすぐ着いた
そこに強盗二人いて
拳銃一つ我に向け
よく分からん記録だけれど、これはこれでヨシとする。
なお、さだまさしに『夢供養』というアルバムがある。1979年発売。爆発的大ヒットを記録している。