娘のなかに、たくさんの楽しい記憶が溢れてたのがうれしかった。
「また幼稚園がはじまって、遊園地も行けるようになったらいっぱい遊びに行こうね」
寝かしつけをしながら絵本を読んでいるときに「わたしも遊園地行きたいんだよなー」とつぶやいた娘と、約束をした。いまは毎日家にいて、でかけても家の前で自転車の練習をするか、たまに公園に行く程度。家でもそんなに遊んであげられてはいなくて、わりとYou Tubeにもお世話になっている。(ステッパーを踏みながらYou Tubeを見るのが、5歳娘のマイブーム)
ベッドの中で、これまでに行った色んな遊園地を一つひとつ一緒に思い出していった。大きな観覧車。ハロウィンイベントで飴を配ってくれるお姉さんを追いかけたこと。汽車の先頭に乗って走ったこと。アンアンマンの乗り物に乗ったこと。
娘は驚くほど昔のこともよく覚えていた。
そして、あんなことも、こんなことも楽しかったんだと、目をキラキラさせながら教えてくれる。ぼくが「そんなのあったっけ?」と言うと「忘れたんかーい!!」とめっちゃ怒る(笑)
娘の記憶の中に、楽しい思い出がいっぱい詰まっていることを、確認できたようで嬉しくなった。
いまは毎日ちょっと退屈で、「はやく幼稚園いきたいなー」とぼやいている。ぼくたち親も、暮らしの変化への対応で精一杯だったりもする。
だけど、この毎日を娘の中で「嫌な毎日だった」という思いでにはしたくないな。べつに「楽しかった!」とまではならなくてもいいから、「ま、退屈だったよね」程度ですませたい。
そして、いろんなことが落ち着いたら。
またたくさん、たのしい記憶を娘の中に育んでいきたいと思う。
では、また明日。
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