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毎日更新1270日。そろそろ毎日更新をやめようと思う。

たぶん今日で、毎日更新も1270日くらい。
そろそろ毎日更新をやめようかなと考えている。

今日はその理由について。

▶ 4年弱も続けたのに、なぜやめる?

一番大きな理由は「続けるより、やめるほうが大変になったから」。

普通は、毎日書き続けるほうが大変って思うでしょ。でも、いつからかぼくは記録が途絶えるのが怖くなってしまっていた。

こうなると、続けるのはそんなに難しくない。
「どのくらいで習慣化するのか?」って話がよくあるけど、八週間くらいがおおよその目安らしい。
でもぼくは「やめるほうが大変になったとき」という主観的な感覚が正しいと思っている。

ランニングを習慣にしている人は、走れない日が続くと気持ちが悪くなる。走る大変さより、走らない気持ち悪さのほうが不快なのだ。

「せっかく習慣になったなら、続ければいいのに」と思う人もいるかもしれない。

だけど、先日の記事にも書いたように、毎日書くことによる上達も恐らく頭打ち。

次のステップへ進むのなら、量よりも質にフォーカスを当てたほうがいいと思う。

そして、そろそろそうすべき時が来たと感じた。

でも、なんで急にそんなことを思ったのか?

理由は、先日の富士山登頂だった。

▶ 登ったから体感できる景色がある

富士山から眺めた景色は、本当に最高だった。
あの景色は、写真や動画では味わえないのだ。そのことを、なんだかヒシヒシと感じた。

あの景色の中で感じたこと。それは、同じゴールにたどり着くとしても、そのプロセスがとても大切だということ。

失敗も試行錯誤もなく、与えられた答えをなぞって着いたゴールにはいまいち深みがない。

自分の頭で考えた学びのエピソードも、失敗を応用する広がりも得られない。
山頂の景色は、その景色が美しいのではなくて、そこにたどり着くまでの大変さがその景色を自分だけの感動へと変えてくれるのだ。

書くことに戻ると。

ぼくは約1300日。書き続けてきた。
だからこそ見ることができた景色がある。
積み重ねてきた失敗と、無駄が山ほどある。

もっと効率的に文章を学び、良い記事を書く方法はたくさんあるだろう。

けど、回り道をたくさんしてきた1300日の歴史は簡単には揺らがない自信となって刻まれている。

「いま、ここで見ている景色は誰のものでもない、自分だけの景色なんだ」

たかが1300日の更新は、富士山のてっぺんとはだいぶ違うけど。それを確信することができたのだ。

毎日更新をやめることへの不安より、ここまで続けて来られた自信を次に活かせる自信のほうが上回っていた。


▶ 「やめる」という挑戦

冒頭で「続けるより、やめるほうが大変になった」と書いた。
それはやめることへの不安であり、書けなくなる恐怖だ。

そして、質の向上という挑戦への恐怖でもある。

富士山の頂上から見た景色は、歩いて来た道のりは何ひとつ無駄じゃなく、自信に繫がるのだと教えてくれた。

だから、もうそろそろ、毎日更新をやめる。
そして、もっと書くことを楽しめるような挑戦をしたいと思う。

まだ、すぐにはやめないけど。
キリのいいところで、次に向かって歩き出したいと思うのです。

では、また明日。

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三木智有|家事シェア研究家
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