「好き」を最優先していい時代だよ。
「好き」なことをやるために、いまは我慢するべき。それって本当にそうなのかな。
子どもの頃、大人によくそう言われていました。いや、大人になってからも言われ続けて来たかもしれません。
「いま我慢すれば、必ず将来のためになるから」と大人はいつだってそう言います。だけど、いま我慢することで本当に、大人の言う未来は訪れるのでしょうか。
子どもを見ていると「好きなこと」があるのは、それだけで大きな才能だと感じます。それが魚だろうと、車だろうと電車だろうと、寝食を忘れてのめり込めるなんて凄すぎる。
だって、誰もがのめり込めるほどの「好き」を持っているわけじゃないのだから。
これからの時代は、学歴や就職先だけが人生を左右する社会ではないと思うのです。何となく何でもできるだけの人材よりも、何かに特化してる人が重用されることもあります。
そして、何であれ人生のすべてを賭けてハマってのめり込んだ経験は、それだけで手に入り難いスキルであり価値です。
何かにハマったことのある人の情報収集力や、発想力や向かっていくエネルギーの凄さは、傍から見ていてもとてもうらやましい。
でも、中途半端なハマり方では、そこまでの凄さは感じません。
理由も打算もなく徹底的にハマれる子ども時代に、何もかも投げ売ってのめり込めることがあるのなら。大人はその好奇心の火種を吹き消すようなことだけはしちゃいけないと思うのです。
それが将来、仕事になるのか?
好きなことにうつつを抜かしてる間に、勉強が遅れる?
そんな小さなこと、いくらでも取り返せるほどの価値が「ハマる体験」にはある。そして、子どもの頃にはまる体験を阻害されてしまうと、大人になってからなかなかハマれないようになってしまうかもなと思います。
うちの娘も、いまは「漫画家になりたい」とずっと絵を描いています。将来、漫画家になろうとなるまいと、そんなことはどっちでもいい。
もっともっと、我を忘れて描きまくって欲しいと思います。
では、また。
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