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「時間」は家族共有の財産。
子どもが産まれたら、「時間」は家族共有の財産になるんだよなぁ。
— 三木智有|家事シェア研究家・子育て家庭のモヨウ替えコンサル・小学校創設準備中 (@tadaima_Tomo) February 16, 2021
そのことに気が付くことができたから、時短で働く事も帰ってすぐに家事育児する事もお互いに納得感を持ってできた。
そして、仕事で忙しい時は当たり前に助け合う事ができた。
時間は家族共有の財産なんだ!
今日、ふとこんなことを思いました。
「時間」って家族共有の財産だよなー。
と。
いつからこの感覚が強くなったかというと、それは子どもが産まれてから。
娘がやってきたことで、いままでと何が変わったかと聞かれればこの時間感覚が一番大きい。
働き方を調整したのも、保育園のお迎えをするのも、いろんな環境や価値観の変化を通して、最終的に時間感覚が変わったことで行動が変わったのだと思うのです。
▷ 時間って自分だけのものじゃない
子どもが生まれるまでは、時間ってほとんどすべて自分だけのものでした。
「俺の自由な時間に、俺が何をしようと勝手でしょ!」
と思っていたし、それに対して文句を言う人もべつにいません。
休みの日は、遊んだり本を読んだり、仕事をしたり買い物行ったり、だらだら寝たり。とにかく自分の好きなように過ごしていた。
でも子どもが生まれると、そうも行かなくなってくるのです。
ダラダラ眠りたくても、子どもが起きたら起きざるを得ないし。
本を読んだりゲームをしたくても、その間子どもの相手を誰かがしなくちゃいけないし。
子どもを置いて、好きに買い物行ったり出かけたりできないし。
自分が好きなように過ごす時間の影には必ず、子どもの面倒を見てくれている人の協力が必要。それは、遊ぶことだけじゃなく仕事に関しても同じです。
残業したり、土日に出かけるということは、その間子どもの面倒を見てくれる人が必要。そしてそれは全然当たり前でも、ましてや当然のことでもないのです。
そのことに自覚的なパパってまだまだ少ないよなって思うのです。
なぜか「仕事」については、家族の時間を奪うことが許されると思っていたり。
自分の「休養」のためなら、家族の時間を奪うのも当然と思っていたり。
自分の「自由」がたまにしかないのだから、家族がその時間をつくるのは当たり前だって思っていたり。
言葉にするとえげつないけど、そんな話をよく聞きます。
「残業で夜遅くまで働いたり、休日出勤も当たり前。仕事の付き合いで飲みに行くのだって仕方がない」
「いつも遅くまで働いてヘトヘトなんだから、休日ぐらいゆっくりさせて欲しい」
「せっかくの休みなんだから、好きなゲームをしたりアウトドアに行ったり、ランニングしたりするくらい当然でしょ」
大切なのは、休まずに家事育児しろってことじゃなくて。
自分がそうやって休んでいる間、家族はあなたのために働き続けているってことを自覚しているかどうかだと思うんです。
そして、同じように休んだり遊んだりする時間を家族やパートナーにプレゼントしてる? ってことです。
時間が、家族共有の財産だとしたら。
自分だけがその財産を貪りつくすのは、不公平。
ちゃんとみんなで心地よく分け合うのが、家族が笑顔でいられるためのコツなんじゃないかと思うのです。
では、また明日。
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