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仕事と家庭の両立のため新しい「休みのサイクル」を作ることにした!

今年は毎月妻に「来月こそはゆっくりと過ごすんだ!」と宣言し続け、一度も実現できないまま10月を終えてしまいました。

そんなこともあってか、「休む」について考える記事もいくつか投稿したりも。

ついつい人は「忙しい」と「充実してる」をイコールのものとして思い込みがちのようで。忙しいことはいいことだって自分に言い聞かせてしまう。

ぼくは、キャリアのほとんどをフリーランスで過ごしているので、仕事がなくて絶望しながら過ごした時期もたくさんあります。だから、忙しいことってありがたいし、仕事がなくて苦しいことの100倍くらいマシって思ってしまう。

にも関わらず、ここ最近は「休む」ことに真剣に取り組みたいという気持ちがどんどん膨らんでいったのです。


▷ なぜ「休む」に真剣に取り組みたいのか

「休みたいのなんて当然だろ?」と思われるかもしれませんが、ぼくは「たまには1週間くらい何も考えずにボーッとして過ごしたい」と思ったわけではないのです。いや、そういう休みもいいんですが、もっと生活の中に「休み」というサイクルを組み込みたいと思ったのです。

いま、妻がキャリアにおいてとても大切な時期にいるのです。

だから、できるだけ家庭のことはぼくで請け負いつつ、でも当然仕事もしないと生活は回っていかない。

日々はつつがなく回っていきます。娘が生まれて6年。ずっと家事育児をシェアしながら支え合いながらやってきたから、ワンオペになったって困ることはありません。

だけど、やっぱり徐々に足が重たくなってきた。一歩を踏み出すのが辛くなってきた。同じことの繰り返しのはずなのに、身体も心も動かなくなってきた。

ちょっと余談になりますが。
改めて、子どもが生まれてからずっとワンオペで両立しているママさんへの感服の気持ちが高まります。正直、2〜3日ワンオペをこなせたからって、それを数年間続けられることにはならない。
もうね、競技が違うんです。2〜3日の短距離走と、数ヶ月〜数年の中長距離走では、使う筋肉が全然違う。

だから、それをずっとやり続けている人の抱えている重みってどれだけなんだろうかって思う。
その重みを軽くするための、夫婦のコミュニケーションやらなんやらってあると思うのだけど、それはまた別の話で。

閑話休題。
話を戻すと、東京に引っ越してきてからの半年ちょいだけで、ぼくの貧弱な心拍数と足腰はだいぶフラフラになってきてしまった。

不可思議なのは、同じことの繰り返しのはずなのに苦しくなるってこと。
数ヶ月前はもっと楽々こなしてたはずなのに、その時とやることなんて何も変わっちゃいないのにって。

そうした気持ちってやっぱり表に出てきてしまう。
イライラすることが増えたり、娘にかまってあげられなくなったり。

そうして「休む休む詐欺」が数ヶ月続いた今、本気で「休むサイクル」を作らねばならぬと思ったのです。


▷ 「たっぷり休みたい」じゃなく「休むサイクル」を取り入れる

上記でも書いたように気晴らしの長期休暇が欲しいわけじゃない。
あと数年は妻は勝負の大切な時期です。ダメージを蓄積して、どうにか回復させて、なんてサイクルじゃ数年はもたない。

だから、必要なのは「休むサイクル」を取り入れることだったのです。

思い返せば、娘が生まれた6年前も。
「18時には仕事を終える」というサイクルをどうにか実現させて。
「土日は基本的には休む」というサイクルを手に入れてきました。

当初は到底不可能と思って、娘の夜泣きと戦いながら仕事時間の圧縮を実現させてきた。

だったら、さらなる挑戦だって可能だろうと思うのです。
「できない」って思っていたらそりゃできないかもしれない。けど「できる!」という前提で動き出せば、どうにかなるかもしれない。

力技でしかないけど、そう信じてやってみることにしたのです。


▷ 「毎週水曜日」を休みにした!

この投稿を目にしてから2週間。
本当に「水曜日」を休みにすることにしました。

▷ 「自分だけのための休み」は素晴らしかった

「休めるようになったら休もう」と思って休めた試しがありません。

そこで、今回は先に休みをスケジュールしました。

ゴッホ展に行きたかったけど、チケットが取れなかったので国立科学博物館でやっているミイラ展へ。

そして、午後は池袋のブックカフェ「梟書茶房」でずっと本を読んで過ごしました。

家にいたらどうせ仕事をしてしまうと思ったので、最初の休みはしっかりと予定を入れて過ごしました。

「こういう時間が自分には必要だったんだな」というのが、ひしひしと感じられた。
苦しかったのは、日々の生活がしんどいってだけじゃなくて、同じ輪の中をぐるぐると走り続けているだけのような閉塞感でもあったのです。

だから、普段とは少し違った過ごし方や、家の中では触れられないことに触れることはとてもいい刺激になった。

問題は、これが「ただ一日の特別な休暇」であっても仕方がないということ。

この水曜休みを、ちゃんと毎週の習慣にして、その日に自分を癒やしたり、新しい刺激を得る日にできたとき。

新しい「生活のサイクル」ができるんだろうと思っています。

▷ ライフフェーズの変化に合わせて新しい「生活のサイクル」を作る

子どもが生まれて、自分の価値観として大きく変わったことの一つが

ライフフェーズの変化に合わせて自分の生活サイクルを変えていく

ということだなぁと思うのです。
結婚をしたり、子どもが生まれたりして、自分が変わらずに頑固でいるだけでは自分はもちろん、家族や周りに負荷をかけてしまうというようになりました。

何かを柔軟にしないと、どこかに偏った負荷がかかり、何かがポキリと折れてしまう。

たとえば、子どもが生まれる前と同じように残業をして、飲み歩いていたらいつの間にか妻がポキリと折れてしまったとか。

何にせよ柔軟性がないと、力技だけで負荷を乗り越えるのは難しいなと思うのです。

いま、わが家はそのしなやかさを試されている気がします。
だからこそぼくは、これを機に新しい「生活のサイクル」を手に入れようと思うのです。

何かが辛くなったり、苦しくなったとき。
それはもしかしたら、新しいフェーズへと挑戦するチャンスなのかもしれません。

それは、「そう思えば辛いこともがんばれる」とかって精神論じゃなく。
本当に変えられることがあると思うのです。


では、また明日。

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三木智有|家事シェア研究家
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