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【読書録】令和上司のすすめ ―「部下の力を引き出す」は最高の仕事―(飯田剛弘・著)

なぜ、読んだ本を公開するのか

毎週日曜日7時~『ビジョナリー読書クラブ』という読書会に参加しています。そこでは、読んだ本の一部を引用し、自分の気付きを伝え、最後に何をするのかを宣言します。

いつも発表するときに、引用箇所を入力したり、Kindleでコピペしたりするのですが、それを消すのってもったいない。

あ!noteに残しておけば一石二鳥。
ということで、発表内容について記事を書くことにしました。

今回読んだ本はこちら。


今の時代に求められるリーダーってどんな人だろう?昭和、平成、令和でどんな違いがあるんだろう。そんなことを考えながら読みました。

著者の飯田さんの本は以前も読んだことがあり、実はTwitterでつながっていました。こうして著者さんとの関わりが増えていくのが面白いですね。

【引用その1】時代錯誤の考え方をアップデートする

「私の方が優れている」という考えが、部下や後輩の育成を邪魔し、チームで成果を出すことを難しくさせています。これは、従来の働き方や考え方の弊害です。以前と比べると、肩書きや役職は、職務の違いを示しているだけという認識は広まってきています。これはグローバルで活躍している、できる上司が持っている考え方です。今後、日本でもこの考えがスタンダードになってくると思います。もし自分の方が偉い、優れていると思っているのであれば、その時代錯誤の考え方をアップデートする必要があります。

どうしても上司の立場の人の方が仕事ができるんですよね……。

そのため、依頼しても「自分でやった方が早い」「なぜこんなに精度が低いんだ!」ってなってしまいます。これだと部下は育たない。

私もそんな気持ちになることがあるので、任せた仕事には口を出さないようにしています。以前は細かくクオリティチェックしていましたが、それがなくてもきちんと回る。結局、任せたら本人が試行錯誤を始めるんです。チェックがあると、チェックしてもらえるからいいやと雑になる。

海外なんかだと、職務が明確だから「これは私の仕事ではありません」と言われることも多いと聞きます。誰が何をやるのかを明確にする。テリトリーを決めて口出ししない。これも必要ですね。


【引用その2】「何をもって大丈夫なのか?」を確認する

私たちは、相手の理解を確かめるため「わかった?」と聞いたり、仕事を任せる際に「大丈夫?」と確認したりします。そして、多くの場合、「わかりました」「大丈夫です」という答えしか返ってきません。ですが、もしあなたが「部下は一人で業務を遂行できる能力がある」という確信がないのであれば、私たちは、この言葉を鵜呑みにしてはいけません。
自分が期待するよりも、相手に伝わっていないことはよくあります。また、相手は思っている以上に受動的で、積極的に確認してくることもないでしょう。

「大丈夫です」は信用してはいけません。何をもって大丈夫なのか。ここまで理解出来ている。実行するのに問題ない。いろんな「大丈夫」があります。人によって定義が違うから、そのレベルを確認するべき。

「問題がないことが大きな問題だ」と言われることもありますが、常に「本当にそうなのか?」を疑った方がいいでしょう。感覚としては、信頼95%、疑い5%。これでほぼうまくいきます。


【引用その3】モチベーションは言い訳の言葉

「モチベーションが低いからやりたくない」というのは、できない「言い訳」です。多くの場合、モチベーションが低いからではなく、実力がないからか、あるいは簡単に成果を出せないからです。例えば、「スキルやノウハウがない」「時間やお金がない」「環境が悪い」などの根本的な原因があったりします。私たちは、その現実から目をそらすために「モチベーション」という言葉を使ってしまうのです。

私自身「モチベーション」に左右されるということはありません。

ただやるべきことだから淡々とやる。

今日はモチベーションが低いから歯磨きをしない。
今日はモチベーションが低いから朝ご飯を食べない。
今日はモチベーションが低いから会社に行かない。

これだと問題があるわけです。もし、そのような活動ができないなら、しっかり休むとか、病院にかかって治療を受けるなどした方が良いでしょう。

モチベーションが低いというのは、本当に言い訳でしかありません。私はメルマガを4,000本以上書いていますが、モチベーションが低いから書かなかったと言うことは1回もありません。


まとめ&宣言

部下をしっかり観察し「本当に大丈夫か」をチェックします。
さらに、自分自身のモチベーションと向き合い、それを言い訳にしないようにただ淡々と仕事をこなしていきます!


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