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オンラインだけにします
今、私が代表理事を務める
一般社団法人日本ビジネスメール協会では、検定試験を行っています。
3級は知識を問う問題。
2級は実技を問う問題。
普段メールがそれなりにできている人は、いきなり2級を受けても受かるくらいの難易度です。もともと、受検者の不正なども考え、会場受検だけを行っていました。
受検者は、免許証や保険証などで名前を確認。
いわゆる「検定試験」の緊張のある時間です。
みなさん試験前にトイレに行ったり、講座のテキストや書籍を読み返したり。テストならではの緊張感も必要だと考えていました。
昨年までは、東京で毎月検定試験を実施し、大阪でも3か月に1回実施していました。
検定試験の実施は、メール教育の裾野を広げることが目的です。
最終的に、世の中の多くの人が試験を受けたり、スキル判定するのに使ってもらえたらと言う気持ちもありました。しかし、昨年からのコロナ禍により状況が大きく変わります。
契約していたSurveyMonkeyのシステムを改良し、検定試験が受けられるようにしました。
また、2級の実技は実際にメールを作ってもらいます。
自分のPCを使っている人の方が、慣れているので有利です。
それなら、自宅で受けてもらっても一緒。
その方が、効率よく、普段の環境に近いスキルが測れます。
替え玉受験ができてしまう。
その問題だけ残りますが、今は性善説で問題ないと判断。
(判断したのは先週です)
そこで、会場受験のページをすべて削除。
リンクなどの設定も変更。
対面も残したい……そんな気持ちがありましたが、その気持ちに終止符を打ち、完全オンライン化。これで本当に気持ちがスッキリ!
昔の私は対面にこだわっていましたが、意味の無いこだわりなら捨てた方が良いです。
もし、替え玉受験が横行するならば、そのタイミングで次の一手を考えようと思います。仕事のこだわりも重要です。しかし、そのこだわりが不要だとしたら……。
あっさり前言撤回するのも勇気です。
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