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【読書録】人間観察 極めたら悩み消えた(くらはしまやこ・著)

なぜ、読んだ本を公開するのか

毎週日曜日7時~『ビジョナリー読書クラブ』という読書会に参加しています。そこでは、読んだ本の一部を引用し、自分の気付きを伝え、最後に何をするのかを宣言します。

いつも発表するときに、引用箇所を入力したり、Kindleでコピペしたりするのですが、それを消すのってもったいない。

あ!noteに残しておけば一石二鳥。
ということで、発表内容をまとめた記事を書き続けています。

お試し参加もできるので、興味のある方はぜひ!

ビジョナリー読書クラブのお試し参加の詳細はこちら。


今回読んだ本はこちら。

月に10~20冊くらいKindle Unlimitedで見つけた本を多読しています。やっぱり、人間関係の悩みはつきませんね。エニアグラムももう1回しっかり勉強してみようと思いました。

【引用その1】そもそもまったく別物だ!

両者が、互いの違いを受け入れられないとこうなります。

炊飯器:「普通、お米炊けるでしょ?(笑)」
冷蔵庫:「いやいや、米炊くのは負け組(笑)。冷やせないんでしょ?」


と、相手のあり方、機能や役割を受け入れない状態の会話というのは、つまりこのようなことなのです。マウンティングし合ったところでどうやったって折り合いません。

この炊飯器と冷蔵庫の事例を読んで、この本を伝えたいと思いました。ひとは、誰しも異なるものです。しかし「人なんだからわかり合えるはずだ」という気持ちがどこかにあります。

私の仕事で出会った人に「なんとか伝えたい」「わかってもらえるはずだ」と思って接してきていました。しかしあるときから「100%の理解は不可能である」と考えるようになりました。ある意味諦めです。しかし、諦めてからの方がコミュニケーションは楽になったように思います。

この事例のように「家電」というカテゴリーには属しているけど、ジャンルが違うということが分かれば、相手を受け入れられるようになるでしょう。この事例はわかりやすいし、秀逸ですね。


【引用その2】好きに対する勘違い

一つは、「好きというのはこういうものだろう」という「想像上の基準」。もう一つは、実際に自分の体験を振り返る「過去の基準」です。 想像(未来)と体験(過去)を行き来して、「うん、きっとこういうことが好きということだね」という基準を設け、その基準に満たないものは「好きなもの」とは認めないことにします。

ただしこの基準は、まだ体験していない想像上のものが半分以上含まれているので、とっても高い基準なのです。

脳内会議では、「ねぇ、それって本当に好き?」「好きっていうのはもっと情熱的なものなんじゃかなぁ?」という意見が聞こえてきます。 結果、タイプ⑥の人はこう結論づけるのです。「嫌いじゃない」 なんだよそれ! どっちだよ!(笑)とタイプ⑥の要素が少ない人は感じると思うのですが、タイプ⑥の人は責任感が強いのです。簡単に好きとは表現できません。

 このように「好き」か「嫌い」かの二択でさえ答えを出すのが大変なのです。ましてや「やりたいことは何か?」なんて選択肢がほぼ無限にある問いには、脳内会議が大荒れします。

私もこのように考えることがありました。

「好きっていうのは情熱をともなう」

今は、あふれ出てくる情熱があるわけではありません。だから「好きではない」とか「他に好きなものを探そう」なんて思っていました。

でも今は違います。情熱を伴わない「好き」だってあります。

今は仕事も好きだし、料理も好きだし、マラソンも辛いけど好き。
好きなものが好きだと言えるように変わってきました。


【引用その3】何をしてほしいか理解する

人にはそれぞれ、「こんなふうに自分を表現したい」とか、「こんなふうに自分を受け止めてほしい」といったニーズがあります。このニーズがかみ合わずに衝突すると、摩擦が起きるのです。

このとき、感情に身をまかせてしまうと、状況はこじれるばかりです。 一度こじれてしまうと、ひどいときは関係断絶になってしまうことだってあるでしょう。

人は、誰しも相手に期待をしているものです。

でも、その期待通りに行かないから難しい。

まずはこちらから歩み寄って「どう受け止めたらいいのだろう」「どう受け止めてほしいのだろう」。こう考えていこうと思います。


まとめ&宣言

相手がどんなニーズを持っているのか。

人間観察をやりたくなってきました。

電車で出会った人、会社のメンバー、PAG(読書会)のメンバー、ニーズがわかるとコミュニケーションがとりやすくなりますね!


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