経済圏をどこに作るか
同じお金を使うなら、知り合いに払いたい。
この考えはずっと昔からです。
飲食店だったら、面識があるところをリピートしたい。今は、『まん延防止等重点措置』のまっただ中、外で食事するなら、すべて知り合いの店です。
来週から外食を完全にしなくなると思うので、今週くらいは、知り合いの店に行こうと考えています。今、厳しいのは分かっています。だから、そういうところでお金を使いたい。
そう考えるのは私にとって自然だし、同じような考えの人が多いのでは?
商売をする側としても、常連さんを生み出した方がいい。
新規のお客さんにリピートしてもらうより
既存客に来てもらう方が、難易度が低いですからね。
同じ1万円の売上を上げるときに
既存よりも新規を取りに行く人がいます。
お客さまからお金をいただいたら申し訳ないと思っているのか……
何か狩猟本能のようなものがあって、新規を欲しがっているのか……。
答えは分かりませんが、もっと既存に目を向けるべき。
(これは飲食店以外でも同様です!)
私がファーストフード店をあまり使わないのは、「知り合い」ではないからかもしれません。そこにお金を落とすことのメリットが薄い。それなら、顔なじみの定食屋に行った方がいい。
そこを使うことで、交流も生まれるし、一声かけてもらって、ちょっと嬉しい気持ちになるかもしれません。あるいは、感謝してもらえるかもしれません。感謝してもらえることで、自己受容できるかもしれません。
冒頭で、実践塾シェアクラブの感想について書きました。
感想を集め始めたきっかけは、会員様からの質問です。
「会員さんに声のトレーニングをしてくれる人いませんか?」
このような感じで、会員さんの中で探してくれる人が多いのです。
ただ、誰が何をやっているか分からないので、私の質問が来ます。
その都度私が思い出したり、調べたりしておつなぎする。
そこで仕事が生まれることが多いんです。
たぶん、年間で1,000万円くらいのやり取りが発生しているはず。
それをもっと増やしていきたい。
これが1億、2億となっていくと、それなりのインパクトになります。
最低限、会費と同じくらいのメリットがあれば、継続率が上がるはず。あるいは「○○できる人いませんか?」と呼びかけて、新規入会を促すことができるかもしれません。
こうして、会員さん同士での経済圏を作ろうとしています。
一人一人のニーズが分かれば紹介しやすくなります。
カルテみたいなものを作れば、仕事のスキルも測れるはず。
このように自分が関わっている組織や会の中で
お金が回る仕組みを作ったら面白いと思います。
BNIのようなガッツリしたものではなく、もっとゆるい感じでいいんだと思います。そこがもうちょっと固定されてきたら、範囲を広げていく。
最終的には、【実践塾シェアクラブ+0.1%の成長】。
こんな経済圏ができたら面白いですね。
(声の仕事をしている人が実践塾に入ってくれたら、すぐにお仕事が紹介できるかも……。)
今期はある程度利益が出そうなので、会員さんに「売り込んでください!」と告知するつもり。何かしらのコンサルティングだったり、デザインだったり。すでに、ロゴは発注済み。
他にも色々とお金をかけていこうと思います。
私が率先して発注して経済圏を作る。
楽しいことが起こりそうです。
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本記事は、メルマガ『0.1%の成長』の抜粋版です。本編では、導入や編集後記などに時事ネタや近況報告などが含まれています。
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