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【読書録】戦略読書(楠木建・著)

なぜ、読んだ本を公開するのか

毎週日曜日7時~『ビジョナリー読書クラブ』というオンライン読書会に参加しています。そこでは、読んだ本の一部を引用し、自分の気付きを伝え、最後に何をするのかを宣言します。

いつも発表するときに、引用箇所を入力したり、Kindleでコピペしたりするのですが、それを消すのってもったいない。

あ!noteに残しておけば一石二鳥。
ということで、発表内容をまとめた記事を書き続けています。

お試し参加もできるので、興味のある方はぜひ!
読書が苦手な方も、きっと好きになりますよ。

ビジョナリー読書クラブのお試し参加の詳細はこちら。


今回読んだ本はこちら。

今回も、恒例のKindle Unlimitedでたくさん読みました。そのなかで良かったのがこの一冊。毎月10冊くらいは、Kindle Unlimitedで読んでいますが、本当に最近は良書も多いですね。ありがたいです!


【引用その1】先見の明

ある人が何かを始めた。その時点では「バカ」なことに見える。しかしその人には先見の明があった。五年たってみると、その人に時代が遅ればせながら追いついてきた。振り返ってみると、「あの人には先見の明があった」と言われるが、初期の時点では競合他社は「バカ」なことをしようとは思わないから違いがつくれる。しかも、その「先見の明」が本格的な成果を叩き出すようになるまで、誰も真似をしない。

私が「メルマガコンサルタント」として起業したときも、起業家の先輩達に「それって仕事になるの?」といわれました。本を出した後にその人に会いました。そうしたら「自分が出せば良かった」と言われました。

ビジネスメール教育事業に参入したときもそうです。「お金を払ってメールを習う人っているの?」といわれたことを鮮明に覚えています。それも、一人や二人ではありません。でも、そこから10年後、大きな事業となっていますし、ここに旗を立てて良かったと思います。

これが「先見の明」かわかりません。しかし、独力によって「先見の明だった」と言わせることは可能だと思います。自分の見つけた事業を大事に育てていけば、いつかそう言われる人が来るはず。


【引用その2】情報と注意はトレードオフ

「情報の豊かさは注意の貧困をつくる」。ようするに情報と注意はトレードオフの関係にあるという洞察だ。情報が増えれば一つひとつの情報に向ける注意量は必然的に減る。情報が減ればそれに向ける注意量は増える。なぜか。肝心の人間の脳のキャパシティがこれまでもこれからもたいして変わらないからだ。

どこかのタイミングで、情報を遮断した方が良いのかもしれません。情報が増えると、考えることが増えてしまったり、逆に思考停止に陥ったりします。目の前のことをただやるだけ……それが大事なら、作業が終わるまで情報はストップ。

コロナ禍の中で、敢えてテレビを見ることを減らしました。やっぱり、一喜一憂したり、不安になってしまったりします。テレビが見せている世界は、どうしても「正しい情報の提供」よりも「視聴率の獲得」だと感じてしまいます。

まあ……ウェブメディアやアプリも、利用時間を増やすことが重要ですから、考えとしては同じです。今の時代は、情報の取捨選択をどうすべきかが重要ですね。


まとめ&宣言

この書籍は、ただの書評本ではありません。一冊の書籍から着想を得て、広く考え、深く掘り下げ、いろんな本が連動して、一つの作品になっています。

どういう読み方をしたら、こんなアウトプットができるのだろうか。もしかして……一人ビジョナリー読書クラブなのかも。そんな気がしてしまいました。

私も多読ですが、ここまでのアウトプットはできません。さらに読んだ本のことは、ほぼ覚えていません。しかし、ビジョナリー読書クラブに参加して、こうしてアウトプットをするようになってから、記憶に定着するようになりました。

これからも「目的」を考えて読書を続けていきます!



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