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経過報告って本当に大事
ちょっと前にお寿司屋さんに行ったときの話です。
久々に、目の前で握ってくれるお店。調べてみると、半年くらい前にオープンしたようです。
今までは、ランニングの途中に近所の新店を見つけることが多かったです。しかし、今は会社と家の往復だけ。そのため、ずっと気付いていませんでした。
味も私好みで、値段もちょうどいい感じ。
お客さまをお連れしても喜んでくれそう。
このお店は、これから頻繁に使うことになりそう。そんな予感がありました。しかし……その予感は最後の最後に崩れ去りました。
そろそろ帰ろうと思い、お会計を済ませました。
領収証も頼んでいたのですが、明細しかありません。
「領収証をお願いしていたんですけど……」
そう伝えると、すぐに裏に引っ込み作業をしてくれます。
その時に、明細を見ていると明らかに注文していないものが入っています。というか、注文したけど、入荷がないのでキャンセルされたものが、そのまま明細に残っていました。
まあ……よくある話です。むしろ明細を出してもらったから気付いたわけです。まあ、怪我の功名ですね。
ちょうどそのタイミングで手書きの領収証がやってきました。
「キャンセルしたものが入っていますよ」と伝えたところすぐに差額を返金してくださいます。しかし、この領収証を持って帰るわけにはいきません。そこで、再発行をお願いしました。
対応も悪くないし、人間がやることですから、ちょっとした間違いはあるわけです。
しかし、ここからが先がまったく駄目でした。
店員さんは、あちらへ、こちらへと動き回っています。
そして、大将は待たせていることがわかっているのか、目を合わせません。
そして、10分以上経過しました。
もう食事も済んでいて、外に出るだけの状態です。「さすがに遅いなぁ~」と思い声をかけます。すると「もうちょっとお待ちください」とのこと。
そして、さらに10分くらい待たされ、手書きの領収証が出てきました。
たぶん、レジを打ち直して、まごついたのだと思います。
でも、なんで手書きの領収証を出さなかったのだろう。
レジを打ち直し → 手書きの領収証を作成
手書きの領収証を作成→ レジを打ち直し
どちらの順番だって問題ないはず。
まあ……そこはダンドリが苦手な人もいるし融通が利かない人もいます。
なので、仕方が無いなぁと思います。
でも、どうして途中で声をかけてこないのでしょう。
「もうちょっと時間がかかりそうです」
「お急ぎのところ申し訳ありません」
「後で郵送させていただきます」
いろんな対応方法があったはず。
この一言があるかで印象が大きく変わります。
お店の外に出て思わずひとこと。2度目は無いな……。
お客さんをお連れしようと思っていましたが、その候補としては、正直不安が多すぎます。
ちょっとした声がけをしないことで、将来の売上を失うことになるんだなぁ~と実感。もしかしたら、年間10万円くらいになっていたかもしれません。常連になれば、その倍くらい使ったかもしれません。
大将は「うまいお寿司を出せばいい」と思っているかもしれません。
でも、こんな簡単なことで、お客さんっていなくなることがあるのです。
私もそのような行為をしていないだろうか。
考え直す良いきっかけとなりました。
お待たせしているなら、こまめに声をかけませんか?
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![平野友朗(ビジネスメールの専門家/会社経営/著者)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/12723262/profile_2c471d169e299d71b7a2d90714992689.jpg?width=600&crop=1:1,smart)