相手の価値観に寄り添う
人と話をしていると、なんだか噛み合わないなぁ~と思うことってありますよね。たとえば、書類を送付する作業をしているとします。
封筒に宛名ラベルを貼り、それぞれに違う資料を封入します。
◎ラベルをまっすぐ貼ることにこだわる人
◎封入物がキレイかどうかにこだわる人
◎封入物の入れ間違いが無いかを何度も確認する人
◎切手の貼り間違いを何度もチェックする人
◎少しでも早く終わらせたい人
あなたはどのタイプですか?
「どれにも興味がない人」という人もいるかもしれません。
ただ……それは仕事としてはちょっと問題。
私の場合、すべての前提となるものが一つあります。
それは、「作業時間を一番少なくしたい」ということ。
目先の作業時間では無く、トータルの作業時間です。たとえば、封入物が間違っていたら再送付やお詫びの業務が発生します。
これって大きな時間のロスです。
そのため、多少手間がかかっても、絶対に間違えない方法を考えます。「間違え」と一口に言っても、すべてが問題というわけではありません。
×違うものを送ってしまった
○同じものを2部送ってしまった
違うものを送ったら、送り直しや謝罪など別の作業が発生しますが、同じチラシを2部入れたとしても、問題にはなりません。このように考えて作業をしています。
私の価値観にあるものは、「効率」や「合理性」です。このメルマガを読んでいる人は、たぶん、とっくに気付いていることでしょう(笑)
今回の封入作業でいえば「丁寧さ」「ミスがない」「思いやり」「切手を貼り忘れない」などの価値観を大事にしている人もいます。こうして、人は自分の価値観を基準に仕事をしています。
このような価値観を持っている人に対して「もっと早くやりましょう」と言っても「なぜ?」となります。
「なんでこんなに遅いんだろう」
「もっと早くやるべきだ」
このように仕事に対して違和感を持ったとき
それは相手との価値観がズレていることがあります。
まずは、自分の価値観が何かを確認してください。
そして、同時に相手の価値観が何かを確認しましょう。
普段からこれを確認する癖をつけておくと
相手とのコミュニケーションがすごく楽になります。
私はこれに気付いてから、自分の方法を押しつけることをやめました。
そもそも価値観が違うので、うまく行かない。
相手の価値観を大切にした上で、折り合いをつけていくのが一番だと考えています。
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