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外部のセミナーでも動線設計
昨日は、宣伝会議主催セミナーがあったのでリモートで配信していました。
年に4回くらいあるこちらのセミナー。
もう10年近くやっていると思います。
私の持ち時間は、3時間。
ここで、メールマーケティングの見直しについて話します。
メルマガがDMだと考えている人がまだ多い。
そして、開封率や成約率にこだわっている人が多い。
そこにこだわりすぎると正しい運用ができません。
瞬間的に開封率をあげるなら、煽った件名にすればいい。
でも、それだと受信者がすぐに学習してしまいます。
長期的には、開封率が減少傾向となります。
コロナ禍のため、メール配信に興味を持った人が
凄く増えたような気がします。
これからメルマガを始めるなら、失敗がないように。
それが重要ですからね。
今日は、『顧客対応メール講座』があります。
この講座も、昨年と比べたら倍くらいの参加者になっています。
やっぱり、メールに課題を抱えている企業が多そうです。
私が外部のセミナーの講師を務めるのは
そこにメリットがあるからです。
得られるメリットとは
・講師料
・実績
・講師スキルの向上
・見込み客の獲得
・お客さまの声
・メルマガ読者の増加
などなど。
セミナーは、もう18年やっています。
たぶん、2,000回は超えたでしょう。
そういう意味では、経験値はある程度高くなっている。
今欲しいのは将来への布石。
・見込み客の獲得
そのためにも、メルマガ読者の増加が必要です。
セミナーで凄くいい話をしたとします。
そうしたら、読者はどのくらい増えると思いますか?
仮に100人の前で話をした場合、メルマガに自然に登録する人は5%くらい。
それもかなり強くアナウンスしてです。
ですから、実際はもっと少ないかもしれません。
3時間みっちり私の話を聞いてもらう。
そこで信頼関係はある程度作れるはず。
興味のあるコンテンツを提供し
しっかりメルマガの宣伝もしている。
それでも経験上5%前後です。
30人くらいのセミナーなら1名。
酷いときは、ゼロということも珍しくありません。
つまり、もっと明確な理由を付けて
メルマガに登録したくなるよう流れを作るべき。
2年ほど前から、メルマガ登録者に
書籍をプレゼントするというオファーを付けました。
セミナーでは「メルマガ」という言葉は減らして
「書籍をプレゼントする特別ページを作りました。
ぜひ、このQRコードを読み込んで応募してくださいね」
こんな感じで伝えています。
そのQRコードが出ている時間が長いと登録率が上がるように思います。
この方法を取り入れてから、2~3倍に登録率になっています。
本来ならば、参加条件にメルマガ登録を入れてもらいたいですが自社主催のイベントではないため、それも難しいです。
セミナーで私のことを知っても日常生活に戻ったら、忘却しかありません。
日々の業務に取り組むと私のことなんかすぐに忘れてしまうでしょう。
忘れさせないためには接触を続けるしかありません。
だからメルマガに登録してもらい継続接触をして、興味を持ってもらう。
マインドシェアを獲得したらもしものときに依頼をしてもらえる確率が高まります。
この動線を考えた事業をしているかどうか。
ここって凄く重要なのにおろそかにされています。
ただセミナーをやっても仕事にはなりません。
たまにつながりますが……その可能性は低い。
だからこそ、常に流れを考えたいですね。
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本記事は、メルマガ『0.1%の成長』の抜粋版です。本編では、導入や編集後記などに時事ネタや近況報告などが含まれています。
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![平野友朗(ビジネスメールの専門家/会社経営/著者)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/12723262/profile_2c471d169e299d71b7a2d90714992689.jpg?width=600&crop=1:1,smart)