エディンバラ大学大学院留学体験記~その17 新入生恒例イベントArthur's Seat 登りに行った話~
こんにちは、サイトウです。
今回の記事はエディンバラ大学の近くにある山?というか丘?であるArthur’s Seatに行ってきたので、その風景を写真とかといっしょにお届けしようと思います。
Arthur’s Seatに行ったきっかけ
Arthur's Seatに行ってきたっていう話をしたんですけど、行ったのは一か月くらい前の話なんですよね。(写真フォルダを見返して、この記事書いていないことを思い出しました)
なぜArthur's Seatに行った&登ったかというと、新入生の恒例行事としてArthur's Seatに行くというイベントがあったんですね。
学業祈願みたいなそういう意味合いで新入生が上るというのが恒例のようです。
例のごとく、ルームメイトのニラークシュから
「明日Arthur's Seatに行くけど行く?」
って聞かれて、なんだそれって詳しく聞いたら、登山だということなので行くことに決めました。
Arthur's Seatってなにも知らない人が聞いたら山ってわからないですよね。
学業祈願イベントだったら行っておきたいなと思い参加することにしました。
Arthur's Seatについて
グーグルマップで見てみると、アーサーズ・シートはこの位置にあります。
そしてグーグルマップの説明にはこうありました。
「スコットランドの丘」
丘やったんかい!
山じゃなくて丘やったんかい!
まあグーグルマップが丘というのなら丘なのでしょう。
地図を見ていただいたらわかる通り、でっかい公園の中にある丘なんですね。
そんなArthur's SeatのWikipediaの説明文がこちらです。
アーサーの玉座って訳すんですね。
そしてスティーヴンソンは「立派な山である」って言ってるんですね。
おれもスティーヴンソンに賛成ですわ。やっぱスティーヴンソンは言うことが違うね。スティーヴンソンが山やって言うんならそれはもう山ですよ。
道中の話
アーサーの玉座に登ったわけなんですけど、その道中ですよね。問題は。
皆さん誰もがある経験だと思うんですけど、遠足の時に列になって進んでいたら、列がだんだん崩れていって隣の人が変わってくるみたいな経験ありますよね。
今回もそんな感じになりまして、最初の頃はニラークシュと一緒に話しながら行っていたんですけど、途中で1人入ってきて3人体制になったりして。段々会話への参加率が低下していたら1人と2人の体制になり、列の中で浮いた存在、即ちボッチになっていた経験ってみんなありますよね。
え?お前は遠足に関係なくいつもボッチだろうって?
やかましいわ!!!
まあそんなわけでただ一人で黙々と丘に登るおじさんになったわけですけど。
いやでも俺は山と対話していたから。登山とは山との対話であって、究極は自己の内省だから。キャッキャウフフで来ていい場所じゃないんだよ。
山を舐めるなよ!!
そんな感じで一人で登っていたら、そもそもこの集団と一緒に行動する意味なくね?とか思って。
結構傾斜とかきついのでちょいちょい休憩挟んだりしてたんですけど、
「ちょっと休憩する意味が分からないな」
「これくらい余裕っしょ」
っていうイキりプレイをかまして一人で登り進めることにしました。
そして無事登頂。
イキりプレイというフラグをへし折って無事登頂しました。
下山
そこまではよかったんですけど、登頂してしばらくしたら、めちゃくちゃトイレに行きたくなったんですよね。
山頂は風強かったんでそれでおなか冷えちゃったのかな。
とりあえず来た道を戻って先導していた上級生みたいな人にトイレがあるかを聞いてみたら、寮まで戻るしかないとのことでした。
来る道全部山だったからなんとなくトイレがあるわけないということは察していたけれども。
でも片道40分くらいなわけだし、耐えられなくはない、それくらいの便意です。
そして下山を始めたわけです。
その時の俺に必要だったのは「アーサーの玉座」ってよりも「TOTOの便座」でしたね。
一緒に来ていたニラークシュにも「トイレ行きたいから先帰るわ」と告げて一人で下山を始めました。
なんか一人で登って一人で下山して何してんだって感じですけど、さっきも言った通り登山は山との対話なので。
行きの時は見せてくれなかったそんな表情を帰りには見せてくれるんだね
そんな感じで一人で寮まで帰りました。
まとめ
エディンバラには学業祈願で丘に登るという慣習があるようなので、ぜひエディンバラに留学することがあったら試してみてください。
景色もきれいで気持ちよかったです。