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エディンバラ大学大学院留学体験記～その3　サークル紹介に行ってきた話～

サイトウ

皆さんこんにちは。サイトウです。
エディンバラの今の天気は曇りで気温は15度です。（イギリス時間の9月14日）日本はまだまだ暑そうですね。
今回はサークル紹介に行ってきたことをお話ししようと思います。

Welcome Weekについて

ほかの大学は知らないですけど、エディンバラ大学では第１週にWelcome Week（ウェルカムウィーク）なるものがありまして、そこで自分が所属しているプログラムのオリエンテーションやサークルの新歓活動なんかが行われています。このWelcome Week期間中はビラ配りとかFree Pizzaとかいろいろと活発に行われているわけです。日本の大学でも新歓のビラ配りとか、新入生をサークルに呼んで晩御飯に連れて行ったりとかしますよね。そんな感じですね。そんなWelcome Weekに便乗して私もWelcomeされに行ってきたので、それを皆さんにお話しできたらなと思います。

Edinburgh Future Society

まず一つ目はEdinburgh Future Society（以下：EFS）です。イギリスのほうではサークルのことをソサエティっていうらしいです。日本だとソサエティなんて仰々しくてなかなか使わないですよね。ソウル・ソサエティくらいですよ。使うことが許されているのは。ただこの記事ではイギリス流にのっとってソサエティで統一しようと思います。
EFSは私が所属しているSchoolであるEdinburgh Future Instituteの学生が主体として運営しているソサエティで、主に4つのグループに分かれて活動しているようです。4つのグループというのは以下の通りです。

  • Technology

  • Governance

  • Sustainability

  • Finance

上記の4つから興味のあるトピックに参加していく感じみたいですね。
1回目のイベントはざっくり概要説明だけだったものの、面白そうだったので2回目のイベントにも参加してきました。2回目のイベントの内容はディベート大会で、ディベートソサエティの代表とEFSの代表がディベート合戦をするというもの。ディベートのお題は「AIやロボティクスはを推進するべきか否か」というもの。なかなか興味深いですよね。
聞いてみた感想は…

話すの速すぎてほとんど何もわからなかった

いやまじで速かったです。
二人ともさすが代表やっているだけありますわ。
まじで尸魂界篇の最後くらい高速戦闘してましたから。朽木白哉と黒崎一護でしたからね。
意味わからなかったの俺だけなのかなと思ってイギリス人とアメリカ人の友達にも感想聞きましたけど、彼らからしても速かったみたいです。（彼らは速かったけど内容は理解できているので、内容理解できていない私と同列ではないんですけど）
そんな高速戦闘に置いてけぼりにされた私ですが、Free Pizzaだけはちゃっかり2切れ食べて帰ってきました。美味しかったです。

Children's Holiday

次に紹介するソサエティはChildren's Holidayというものです。
ただ、これ私行ってないんですよね。Free Pizzaって書いてあったから行こうかなって思ってたら、ルームメイトに「それ行くの？」って言われて。「Free Pizzaだし行くでしょ！」って言ったら「I'll stay away from that.」って言われたんですよ。Stay away fromですからね。インド人のルームメイトがステイアウェイするソサエティですから、なんか恐ろしいもんなのかと思っちゃって。Mr.Childrenが大好きな私にとっては聞き馴染みのある響きでしたけどインド人がステイアウェイするのならジャパニーズの私もステイアウェイしたほうがいいのだろうと。（実際はまじめな団体だと思います）

Anime Society

次に紹介するのはアニメソサエティです。
『聲の形』を上映するということで、どれくらい日本のアニメ文化が浸透しているのか見に行こうと思い参加を決めました。
当日になって急遽イベント開催場所が変わったんですけど、その理由が、予定していたよりも多くの方に参加希望をもらったので大きな部屋に変えますとのことです。
すごい！！！アニメってそんなに人気なんだ！！！
市場調査もかねてこれは行かねばと思い私はイベントに向かいました。
しかし、、、
部屋の場所がわからん
急遽変えやがって、場所どこやと探している間に集合時間が過ぎてしまい、大人しく家に帰ってボッチ飯楽しみました。聲の形の石田将也並みのボッチ飯だったね、あれは。便所では食ってないけど。

The Jazz Society

次に紹介するのはJazz Societyです。
おいおいサイトウ、粋がってジャズなんて言ってんじゃねえよ、お前は大人しく落語でも聞いてろよって思った読者の皆さん、おれ結構サックスふけるからね。まじだから。ブルージャイアントめっちゃ読んでるし。今日の夜もウェールズ出身のイギリス人とジャズバー行くからね。別にかっこつけてるとかじゃなくてジャズって普通に聞くもんじゃん。なんかそこに突っかかってくるって逆にダサいっていうか。
そんなこんなで行ってみましたJazz Society。
第一印象なんですけど、、、

若い子が多い！

よくよく考えたら当たり前ですよね。新歓ですもん。
普通に学部1年生の子がわんさかいて萎縮したおじさんになってました。
いや僕もおじさんではないんだけど、全然20代だし、おじさんとは程遠いのだけれど、さすがに18歳の子と比べないでよ。2005年とか2006年生まれの子たちじゃん。おれらが青春アミーゴしてた頃に生まれた人と比べられたらそりゃかなわんて。
まあでもここはジャズやる場所なんで。年齢なんて関係ないんで。
実際学生じゃないけど紛れて来ましたってトランペットの人いたから。
それが許容されるならおれも許容されるだろと、むしろウェルカムだろと、せめてウェルカムウィークの間くらいかりそめのウェルカムを俺にくれよと。そんな感じでひとまず演奏することにしました。

その日のテーマは初心者向けのジャムセッションの参加方法ということで、アルトサックスでいうとDマイナーのブルースケールを使ったらなんかかっこよくなるよという回でした。
みんなバラバラに吹いたり弾いたりしてたそのとき、ソサエティの代表みたいな人が
「じゃあソロやりたい人いない～？」
みたいなことを言い出しやがったわけです。そしたらさすがの1年生ばかりの集団だとみんな手を上げない。というか今回のテーマは初心者向けジャムセッションだから来ている人はほとんど初心者ばかり。その状況でいきなりソロやれって言われても…
「誰かやろうよ～誰でもいいんだぜ～」
代表がほざき続けますが、なかなか手が上がらない。
そんな中沈黙を破ったのはアルトサックス奏者でした。
後から聞いた話ですが、彼はブラジルからやってきた留学生のようで、イベントが始まる前から私に「ちょっとタバコ吸ってくるから俺のサックス見ててくんね？」と頼んでくるほど図太く渋い奴でした。若者に囲まれて萎縮している私はその余裕のたたずまいに「はい、わかりました」っていうしかなかったからね。イベント始まりかけてたのになかなか戻ってこないから俺一人そわそわしてたからね。勘弁してくれよペドロ。
ベレー帽をかぶったペドロという名の青年はみんなが見守る中、セルマーのアルトサックスとともに見事にソロを吹き上げたのです。
さすがサックスを置いてタバコ吸いに行くだけありますわ。ベレー帽かぶってるやつは違うね。
演奏後拍手に包まれる中、あいつがまた言い出すのです。
「いいソロだったね～。じゃあ次やりたい人！」
次やるんだ。1回目であれだけ候補者出てこなかったのに懲りずにやるんだ。そう思いつつも、私は少しうれしかったのです。
だって俺もソロやりたいから！
ブルスケールなんてとっくの昔から知ってるし、絶対吹きたいじゃん。
ペドロに負けてられねえよってことで勇気を振り絞ってソロやってきました。
結果は、、、まあイマイチだったかなという感じです。なんか演奏後に近くにいた人たちからすげえよかったよって言ってもらえましたけど俺としてはもうちょいやれたかなみたいな。卍解発動する前に終わっちゃったなみたいな感じでしたわ。
………
いや、なんかすみません。普通にソロやれて楽しかったです。

そのあとなんやかんやあってまたペドロと僕でソロをそれぞれやって、すごく楽しく過ごせました。もう修二と彰みたいになってたからね。アミーゴできてたから。
楽しかったので次回のJazz Societyにも参加してこようかなと思います。

番外編

ソサエティ紹介ということで私が参加した（参加しようと思った）団体を紹介してきたわけですが、ほかに面白そうな団体があったので紹介させてください。
その名もSEXPRESSION。
…いやいや、おれがふざけているとかじゃなくて、本当にある団体だから。
おそらく性教育を目的にした団体なのかなと思います。
彼らのイベント内容はこんな感じ。

SEXPRESSIONのイベント一覧

決して下心があるとかではないからね。きっと。
9月12日にSEX PUB QUIZを実施したみたいだけど、決していやらしいものではないからね。まじめなやつだから。きっと。
SEX? ON CAMPUSに関しては13日と14日の2日連続でやるから。時間帯は夜の11時から深夜の3時っていう設定になってるけど、いかがわしいイベントではないからね。きっと。
WALK WALK FASHION BABY！だから。

なんかこれ大丈夫かな…noteのガイドラインとかに抵触しないかな…
運営さんマジでこれサークル紹介したいだけなので。ダメだったら番外編即刻消すんで。一護の卍解並みの速さで番外編消すんで。いつもの倍近くの分量書いたのに全部消されるのはさすがにしんどいんで。

というわけで、以上ソサエティ紹介でした。
Jazz Societyはまた行ってみようと思います。
じゃあみんな、今日も元気にWALK WALK FASHION BABY！！

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