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課題の結果~エディンバラ大学授業ノート#9~

Fruitmarket Galleryの分析についての記事を過去二回にわたって掲載していましたが、今回が最終回になります。

前回の記事はこちらから

分析自体は終わっていたので、いつでも記事はかけたのですが、せっかくだし成績が出るまで待っていました。
今日(11月21日)成績も出たので、それも含めて書いていこうと思います。


最終成果物

最終成果物としては、6枚のスライドに分析内容を記載して提出しろということだったので、パワポでスライドを作成しました。
下記の6枚が提出したスライドです。

スライド1枚目

Value Propositionについて書けというお達しだったので、Fruitmarket Galleryが「誰」に対して「何」を提供できるのかということを書きました。

スライド1枚目:Fruitmarket Galleryが提供する価値

スライド2枚目

Intangible Resourceについて書けということで、Hallのフレームワークを使ってどういうIntangible Resourceがあるかということについて書きました。

スライド2枚目:Fruitmarket Galleryが持つ無形の競争源

スライド3枚目

競争相手の分析をしろということだったので、前回の記事で書いた通りペルソナを想定して二つの競争相手について分析しました。

スライド3枚目:競争相手

スライド4枚目

Competitive Differential について書けということだったので、先のスライドで挙げた二つの競争相手と比較してどういう強みがあるかを5つの観点からまとめました。

スライド4枚目:Fruitmarket Galleryの競争優位

スライド5枚目と6枚目

スライド5枚目と6枚目は財務分析に関わる内容で、財務諸表をもとに収支構造の分析やボーモルのコスト病について分析しました。

スライド5枚目:収支構造とキャッシュフローについて
スライド6枚目:ボーモルのコスト病について

成績

これを提出してもらった点数は… 65点 でした。

65点って!低いやろ!
って思ったそこのあなた、落ち着いてください。
以下の表が成績評価の基準になります。

エディンバラ大学での成績評価基準(修士課程)

どうやら65点の成績評価はBで very good performanceらしいです。
Aをもらえるラインが70点以上からで、ここからはdistinction、つまり優等賞扱いになります。
とりあえずVery goodって言われてんですから良いということなんですよ。
まあでも実際に現地に赴いてこの課題をやったのは多分俺だけなんで。
現場一番知っているのは俺なんで。そこの自負はあるんで。
一番重要なのは教授からもらえる点数がいくつかってことではなくて、自分が何を学んで何をできるようになったかってことなので。

ちなみに成績評価6項目に分かれていて、
Value Proposition : B
Intangible Resources : B*
Competitors : A
Cost/Income : B
Cost Disease : B
Depth of Comments : B*
という結果でした。
財務諸表分析のパートの成績Bしかもらえてねえじゃん!!!

フィードバックコメントは下記のとおりです。

A very good work that would have benefitted from a deeper engagement with the analysis of value proposition, cost/income and cost disease. Good commentary on the figures and tables, and appropriate reference to the reading materials.

翻訳すると、「Value Propositionと財務分析もっと深くやればもっとよくなるんじゃね?」というコメントでした。

振り返り

競争相手の分析のところはAをもらえているので、Personaを使って考えようというアイデアはよかったのかもしれないですね。
ただ、せっかく現地まで赴いて考えたValue PropositionはBという評価に終わり、財務分析のパートもBという結果でした。
Intangible Resourceなんて特に何も考えずに書いたものがB*の評価をもらっているので、世の中わからないものですね。

今回の課題はスライドを提出するという課題でした。
今までプレゼンをやって終わりという課題はあったものの、スライドを提出するというのは初めてだったので、もっとスライドをわかりやすく作る必要があるということを強く認識しました。
今回は6枚という制約がある中での作成だったので、余計に見づらくなったり、メインメッセージが何なのかわかりづらくなっている気がしたので、これは今後に活かしていきたいですね。

授業自体の感想

授業全体の感想についてですが、これはクラスメイトとも話していて感じることで、授業自体にあんまり価値無いなと思いました。
修士課程ってそういうものかもしれません。
授業の中で新しい発見があるかって、無いですね。
自分で文献を読んだり資料を作成していく過程で、新しい気づきだったり面白さがあったように思います。
自分の頭で考えて手を動かしている時間が一番価値があったなという個人的な感想です。
このスタンスで課題をやった私がVery Goodをもらえるということは、たぶん大学側も授業に期待せずに自分勝手にやってくれたほうがいいと思っているんじゃないかなきっと。

#だとしたら授業料高すぎるだろ

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