利用者に発熱があった時の対応【緊急時もしくは事故の対応に関する研修】
こんにちは、とも(@tomoaki_0324)です。
今回は、「利用者さんに発熱があった時の対応」をお伝えしていきます。
内容は、次のようになります。
早速、みていきましょう。
施設利用中に発熱があった場合
何はともあれ、まずは新型コロナウイルス感染症を疑い、電話相談をしましょう。
新型コロナウイルス感染症の可能性を考え、感染拡大防止の観点から迅速に対応しなければなりません。
ではご利用者が発熱した場合のフローチャートをお伝えします。
フローチャート
37.5℃なくても異変があれば注意
高齢者は体温の調節機能や免疫力が低下しています。
たとえ肺炎などを起こしていても熱が上がらない場合があります。
37.5°C以上を発熱といいますが、高齢者の場合は平常時の体温との差を考慮し、37.5°Cまで熱が上がらなくても、風邪のような症状が続いていたり、だるさ (倦怠感)などが見られるときは、フローチャートのような対応をしましょう。
新型コロナウイルス感染症の拡大が続いているいま、ご利用者に普段と異なる様子がないか、バイタルサインに異変はないかなど、細かい点に気を配ると同時に、感染予防対策を徹底しましょう。
感染予防対策の工夫
普段から感染予防の工夫に取り組んでいる必要があります。
工夫の仕方を数例ご紹介します。
送迎時の工夫
デイサービスであれば送迎前に電話連絡し、体温や体調を確認してから迎えに行きます。
さらに、送迎車に乗る前にスタッフが非接触型体温計で再度検温しましょう。
発熱や風邪などの症状がある場合は利用を控えていただき、担当ケアマネジャーに報告・相談の上、早期の受診や医療的判断を促します。
普段から発熱者専用の隔離スペースを確保
発熱などで感染症が疑われる場合に使用するスペースを確保しておきます。
体温計なども発熱者専用のものを準備しておきましょう。
感染予防対策チェックリストで自己点検
感染予防対策は全スタッフが一丸となって行う必要があります。
消毒が必要な機能訓練用のマシンがあるかないか、不特定多数が触るようなものがあるかないかなど、それぞれの事業所の実情に合ったチェックリストを作り、感染対策を自己点検しましょう。
チェックリスト項目
それではチェックリストの項目例をご紹介します。
参考しにていただき、施設独自のチェックリストを作成してみてください。
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