他者性の苦手な
日本人は他者性が苦手なのではなく、一族性を大事にしているのではないかと最近思っている。
同様の慣習を持ち、同様の文化を大事にし、同様の思いを持っていると思い、相手を尊重する入り口から関係を築いている。
それは狭い土地の中での共同生活においては大切なことだった。『同様』であることで対立をせず平和に暮らすことが出来ると考えていた。
昔の様に関係性が密な内は良いのだが、現代社会においては分からないことが増え、それを想像で埋めてしまっている。
日本人の特性と現代社会の状況のバランスは考えていくことが他者を尊重するには大切かもしれない。