江戸っ子とノスタルジー
先日、東京のある古い食堂に入った。
客は他に二組居て、一組は三人の地元の人たちと思われる常連風、女将さんと一緒に飲んでたので。
声がまぁ大きい、話をしている。会話が丸聞こえ、それが面白い。一見、喧嘩してるくらいの口調で話し、会話自体はまったく噛み合っていないが話が続いていく。テンポとテンションだけで場が作られている。
この人たち、話したいことを話してるんだ。
その上で、浮かんできたことをただただ自分の感覚で話をしている。
互いの侵襲性がないからこそ、良い空気が生まれてくるんだなと、横で聴きながら楽しめた。
昔は、近所のおっさん達はこんな感じだと懐かしくなった。