教員の退職を伝えるタイミングは?
退職することに決めたけど、いつ誰に伝えればいいのだろうか。
なるべく迷惑はかけたくないし、、、でも誰にも聞けないし。
悩んでいる間に時間は過ぎていき、無駄な時間を過ごしてしまうのは
転職活動を進める上ではとてももったいない。
こんな悩みがある方はこちらの記事が参考になれば嬉しいです。
①退職を伝えるタイミング
1学期中の校長との面談などのタイミングに伝えるのが一番ベストです。
その理由は
・夏休み期間中には来年度の人員について教育委員会と話をしなくてはいけないため
・教員採用試験の採用人数に、来年度の退職予定者の数が関わるため。
校長先生の本音としては、早ければ早いほどいいとのことなので、
面談を待たずに直接伝えにいくといいでしょう。
②「正直困る…」というタイミング
上記に書いたような理由から、逆に2,3学期に伝えられると正直困らせてしまいます。
2,3学期だと、
・すでに来年度の採用も確定していて、ここで欠員が出ると人員補充が難しい。(特に今は教員不足が深刻です)
・学校によっては校長同士で交換人事の話も進んでいたりします。
・常勤講師も不足していて、早めから探し始めないと順番待ちで代わりの先生が見つからない可能性も出てきます。
このような問題が出てくるため、少しでも迷っているのであれば1学期中に
一度相談に行くといいでしょう。
③まとめ
これは僕が実感したことですが、
退職する時点で迷惑をかけないことはまずありません。
しかし、退職(転職)すること自体は悪いことではありませんし、
一人が退職しても組織というのは回っていきます。
それでもやはり、「立つ鳥跡を濁さず」という言葉があるように
なるべく迷惑をかけないようにしたい。
こう考えるのも普通のことだと思います。
そう考えている方は、なるべく他の先生方の負担が少なくなるよう、
早めに伝えるのはもちろん、引継ぎなども余裕をもって
しっかりできると気持ちよく退職することができると思います。
そのほか、何か質問があれば僕のInstagramにメッセージをくだされば
可能な限りお答えします。