2024年7月Canonの発表会まとめ
今回発表した主なもの
カメラ発表!(2機種)
ガジェットも出すよ
EOS R1
やはり「1」の名を冠するCanonのフラグシップ(値段もフラグシップすが、)
基本スペック
値段:1,089,000円(税込)~
有効画素数:2420万画素
常用ISO感度:102400(拡張で最大409600相当)
電子シャッター:40コマ/秒
メカシャッター:12コマ/秒
記録メディア:CFexpress TypeB(CFexpress 2.0・VPG400対応)・SD(UHS-II)
特徴
視線入力の追加
type-cか給電・充電が可能944万ドット120FPSのOLED電子ビューファインダー
AFが進化ブラックアウトフリー撮影
プリシャッター(20コマ、約0.5秒)
1/64000秒の高速シャッター*モードにより異なる
6144分割のAFポイント
EOS-1D X mark IIIのメカシャッターと同レベルのローリングシャッター歪み抑制
EOS R5 mk II
EOS R5ですでに完成されたモデルがmk2になって進化!
基本スペック
値段:654,500円(税込)~
有効画素数:4500万画素
常用ISO感度:51200(拡張で最大102400相当)
電子シャッター:30コマ/秒
メカシャッター:12コマ/秒
記録メディア:CFexpress TypeB(CFexpress 2.0・VPG400対応)x2
特徴
フルサイズ裏面照射積層型CMOSセンサー
ローリングシャッター歪みをEOS R5に比べて約40%の低減
ブラックアウトフリーで連続撮影可能
120fps EVF高速表示
最大1/32000の高速シャッター *モードにより異なる
プリシャッター機能(最大15コマ*0.67秒)
6144分割のAFポイント
中央8.5段、周辺7.5段の手ぶれ補正
type-cか給電・充電が可能
新バッテリー(旧互換性あり、制限もあり)
その他の発表
カメラ発表に伴って様々な製品も登場しました。
カメラ・レンズフード(雨避け)
EOS R5 mkII向けクーリングファン
発表後にまとめたので資料が曖昧な可能性があります。詳しくはキャノン商品ページをご覧ください
R1・R5mk2比較表
個人的な感想
今回の発表は全体的に正当進化のような感じがしました。主には、カメラの部分で前世代のフラグシップの性能がミドルレンジに降りてきた。そんな印象を受けました。R5 mk2がいい例で、R5から上がった性能としては、電子シャッターが20コマ秒から30コマ秒になって高感度に強くなった。というところです。ISO感度についてはこちらをご覧ください。R1はR3の強化版といった感じです。
ほかに感じたこととしては、やはり円安です。今や円は160円/ドルになるほどの円安なので、円安が落ち着けばR1も80万円くらいで買えるのになあと感じます。しかし、このようなハイスペックマシンを必要とするのはカメラ業界の最前線を走る方たち。オリンピックや企業のカメラマンなど、廃アマチュアやそこら辺のフリーランスのカメラマンには到底必要ないスペックだなと思います。(買う買わないは個人の自由ですが)
また、新製品が出たということは前モデルが値下がります。そこもねらい目の一つかなと感じます。
現状RFマウントは、球の種類がまだ少ないし高いものばかりなのでアマチュアの方は手を出しにくいのも原因の一つだと考えます。
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