名作ドラマ『アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋』#11


『第11話 大切な日常、それぞれの未来』
                                                         (最終話)

2020/7/16~9/24 フジ系
葵みどり/石原さとみ
瀬野章吾/田中圭
⚠️
2020/9/25に記述したものです。

余命宣告された瀬野が治験薬での治療を受け、2年後の世界。

10話のラスト、新しいメンバーも加わり忙しく働く萬津総合病院の中に葵みどりと瀬野章吾の姿は見当たらない、、、

葵みどりは田舎の萬津産婦人科医院で働いていた。そして相変わらず患者さんの為に駆け回っている。

そこへ小野塚が訪ねてくる。

皆の近況を嬉しそうに聞くみどり。
小野塚くんはみどりに萬津総合病院に戻りませんか?と切り出す。

みどりは瀬野さんにおこなった治験薬の投与の責任を取り萬津総合を辞めていた。

小野塚はその職場復帰の許可がおりそうだと伝えに来たのだった。

しかしみどりは「今の仕事が大事だから」とそれを断る。

今回のお話の患者さんは妊婦さんの2人。

『皆それぞれの大切な日常があって、これからもそれぞれの未来が続いていく。』

『それを守っていくのが、私達、薬剤師の仕事だ。』

(最後のこのみどりのナレーションも、明るい未来に向けられた希望に満ち溢れた声)

あるお昼休み、みどりは同僚から「ずっと聞きたかったんだけど、なんでこんな田舎の萬津総合の系列の病院に来たの?」と聞かれる。

二年前ある患者さんの治験薬投与を開始したものの治療が上手く進まない事も有り、治験審査のプロセスが改めて問題視され、みどりがその責任を取る形で病院を去ったと説明する。

その患者さんが(みどりから話を聞いていた)瀬野さんだと気づいた皆は、瀬野さんがその後どうなったか気になったものの、もう触れない方がいいとその話をそっと終わらせた…

<萬津総合病院>
販田部長が許可がおりた!と薬学部のメンバーに嬉々と報告する。

スンッとしているメンバー達。
既に小野塚くんからみどりが戻らないと聞いていたのだ。

人手不足の事もあり、なんとか戻ってきて貰おうと躍起になる販田部長。

しかし、小野塚くんからみどりが新しい職場で生き生きしていたと聞き、皆、みどりの事を思い微笑んだ。

(バラバラになっても皆みどりの事ちゃんと思ってるんだね♡)

その後、販田部長は、萬津産婦人科医院に自ら出向き、医師達にお願いがあると頭を下げる。

<萬津総合病院>

くるみ「販田部長、葵さんから連絡ないんですか?」

販田「まあ、あっちが落ち着いたらお願いしますって先生に言っておいたから…そろそろだと思うんだけどねぇ…」

刈谷「それでも葵が来なかったらどうするんですか?」

販田「大丈夫!今日は取って置きの刺客を送っておいたから…」

取って置きの刺客???
となる薬学部メンバー達。。。

(もう、ここで震えるよね………ふふふ)

<萬津産婦人科医院>
てんかんの持病を抱えながらも、無事出産を終え退院していく患者さんを見送るみどり達。

その後、医師や同僚達はみどりに言う。

「あんたは充分やってくれた。あんたは凄い薬剤師なんだから、もっと大きな病院でもっともっと多くの患者さんを診るべきだと思うよ。」

「瀬野さんのことは残念だったけど、みどりちゃんのせいじゃないよ」と。

戸惑うみどりに販田部長が訪れた事を言う先生。

しかしみどりは言う。

「私はまだここで働きたいです。産婦人科医は新しい命が産まれる場所だから家族と深く関わっていきますよね。私が尊敬していた薬剤師さんは家族の事までしっかりと診る人だったから…ここなら、その人に近づけるかもしれないと思っています。」

「あ、それと皆んなちょっと勘違いしてるかもしれないんですけどぉ………」

と続けるみどりの背後から。。。

「葵!」

と声を掛け、瀬野さんがやって来る。。。

(生、き、て、たーーーーーーー!!!!!!!!)

˚‧º·(´ฅωฅ`)‧º·˚ワーーーーーーーーン!!!!!号泣………!!!!
(良かったーーーーーーーーー!!!!!!!)
(奇跡起こったーーーーーーー!!!!!!!)

º·(´ฅωฅ`)‧º·˚ワーーーーーーーーン!!!!!号泣………!!!!

驚き、喜ぶみどりの同僚達。
「瀬野さん????」
「ぶ、無事だったのね!」
「良かったーーーー!!!!」
「お、お元気なの???」

(´⊙ω⊙`)キョトン瀬野さん←笑笑
「はい………え?な、な、何??」

笑顔で溢れます!
本当に良かった!!!!

2人で外に出て話をする瀬野さんとみどり。

「驚きましたよぉ、急に来るからww」

「こっちだよぉ、びっくりしたのは!いきなり知らない人達に祝福されてさぁ、リアクション取れないだろ(苦笑)」

みどり 爆笑

「ちょっとかすみさんとかちょっと涙ぐんでたしwwww」

「はは…いい職場みたいだな」

「(頷きながら)…はい……凄く。いいところです。」

「…ふふ」

「退院して…リハビリも何とかこなしてる…来月から…ようやく…萬総合の薬剤部に復帰する事になった…」

「ま、前みたいにフルでは出来ないかもしんないけど…少しずつやってくつもりだ…」

うん…うん…と何回も頷くみどり…
瀬野さんの前に立ち

「長い闘病生活…本当にお疲れ様でした…」

と、深い、深いお辞儀をするみどり……

「んだよ…」と笑いながら

「小野塚の誘い断ったらしいなぁ、皆んな待ってるみたいだぞ」

「あれ?もしかして、瀬野さんも…」

「調子に乗んなよ」

笑うみどり

「俺は販田部長に頼まれて来ただけだよ」

(またこの二人の、こんな言い合いが見れて幸せ。。。(*´-`*)ふふふ)

みどりは、うんうん、、と頷き

「ここでもっと勉強して、佐織里さんの様な理想の薬剤師に近づく事が出来たら戻ろうと思います!」

ふっ、と笑って
「守れそうなのか…約束…」

「はい!」
みどりは笑顔で力いっぱい答えた。

「ふふふ…そっか」そう言うと

「じゃな!」と瀬野さんは帰る。

笑顔で見送るみどり。

「葵!」
「はい…」
「……………………ありがとな!」
「………………………………いえ!」

ふふ…と笑って去って行く。。。

(˚‧º·(´ฅωฅ`)‧º·˚良かったね!良かったね!)

エンディング♪『YES AND NO』

さらに時が過ぎ。。。

<萬総合病院薬学部>

ついに薬学部に待望のロボットが導入されることが決定された!

販田「これからの薬剤師はAI、ロボッツ、、、そして人間の…………真心よ♡」

(良かったね〜〜♡♡(о´∀`о)/ワア〜♡)

薬剤師さん達の(忙しい中頑張っても)感謝されない日々は続いていく。それでも、患者さんの為に一生懸命働き続けてくれている

<萬総合病院救急>

豊中先生から小野塚くんに指示が飛ぶ。
その薬剤をスッと渡す瀬野さん。
そして、今度は小野塚くんが瀬野さんの分を手渡す。

(おそらく厳しく指導されてるんやろけど、それでも小野塚くんも瀬野さんを助ける存在になったんやね。。。
(*´-`*).。oO)

(言葉にしている訳じゃないけど)瀬野さんが戻ってきたことを笑顔で喜ぶ、豊中先生、七尾副部長。

瀬野さんも立ち去る七尾副部長の背中に小さくお辞儀する。

<調剤室>

忙しなく調剤室に戻ってくるみどり。

(みどりも萬総合病院に戻って来たんだね!
(≧∀≦)/)

そして、今日もお薬の袋に、みどりの『葵』のハンコが押される。

いつものオープニングの映像
(そこには全員が揃っている)
今日も皆で患者さんの為に働いていく。

(終)

******************

(私の勝手な感想ですが。。。)
瀬野さん、生きていてくれて本当に良かった。。。

現実では、そんな奇跡ある訳ないのかも、やけど、、、

でももし自分が今後絶望的な状況になった時大好きだった瀬野さんが『心の希望』になってくれるかもしれないですね。。。

『皆の心に瀬野章吾』

(*´-`*)うふふ

お薬の事とか良く分からないけど、、、

今存在するお薬達もどこかで同じ様に治験が行われ、誰かの命が救われて存在するのかも。。。

そういった奇跡の集まりなのかも。。。とか思ったりしました。

結果的に、瀬野さんは、瀬野さんが育てたみどりに救われたけど、そのみどりを薬剤師へと導いたのは瀬野さんのお母さんで。。。
そういう人と人との不思議なご縁はあると思っています。。。

それぞれのお話をそれぞれ観ている人の人生と重ね合わせ、とても思いが深い作品だったと思います。

この特別な状況の中、色んな苦難を乗り越えて作られた作品。

最後まで走り抜けて頂いた事に、素敵な作品を観せて頂いた事に、心から感謝です。


アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋は現在FODで全話配信中です🤗✨

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