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【海外での成功】無給インターン生ユウキが有給インターンになりました

ここ最近バタバタで久しぶりの投稿になりました。言い訳からのスタートですが、バタバタの理由はタイトルにある通りです。(うそじゃないよ。おめでとう。)

なぜ無給インターンのユウキが有給になることでバタバタしたのかというと、まあ読んでくだされ。ここ最近のユウキの記事とやらを!(ちょっと江戸っ子風に読んでね)

たしか先週はこれを含めて3本のプレゼンをユウキにお願いしました。そして何が恐ろしいって(自分で言うな)、2本は急に決めたので準備時間はたった24時間という、まあ普通なら訴えられてもおかしくない要求です。笑笑

もし、これまでのユウキとわたしのnoteをご覧になられている方はこの後の流れはわかると思いますが、私のこの鬼無茶振りにユウキは「No」とはもちろん言いません。笑

なぜなら彼は私が達成できないタスクをユウキに与えないことを知っているからです。ただ「ギリギリ死なない」レベルのタスクというのは彼もわかっているので、まあ終始発狂していますが上手く聞こえない耳になっているのでそのうち静かになります。(我が家で徹夜合宿が開催されました)

ユウキを有給に変えようと思った理由

なぜ私が先週立て続けにタスクを与えたのかというと、ユウキを有給にするタイミングが突如訪れたからです。もちろん準備はしていましたが、急にラストスパートをかけなければいけない事態になりました。(焦った焦った)

ここで一つ確認をしておきたいことがあります。それはなぜ私がユウキを無給インターン生から有給に変えようと思ったのか。その理由は以下の4つです。

①今いる他のどのスタッフも持っていないスキルを持っていたから ②有給で働くことの意味がわかっていると思ったから ③環境の変化に対応できる柔軟性 ④出来るだけ長く一緒に働きたいと思ったから

①ユウキが持っているスキル

①はユウキがコミュニティを運営しているからです。これからは昔からの体制がなかなか変わらない留学の業界にもコミュニティでの集客の時代がくると思ったからです。

ラ・リングアにもFacebookプライベートグループ「La Linguaメイト」がありますが、とにかくここまで卒業生との繋がりが強い語学学校は世界中のどこを探してもラリングアだけという自信はありますし、逆にこの特徴を生かさずしてどうする、ということで、ユウキにはこれから今まで培ったスキルでコミュニティをラリングアのために生かしていってもらいたいと思っています。

https://note.com/tomo_syd_life/n/n3a91bc905072

②有給で働く意味

②の有給で働く意味がわかっている、についてですが、これはユウキにとっては少し酷ですが、有給にすることで、今以上に「結果」にこだわらなくてはいけなくなるということです。そしてそれが何を意味するかといういうことをユウキはわかっています。

こういうプレッシャーをかけることでプレッシャーに押しつぶされる人と、逆により力が発揮できる人にタイプが分けられるかと思いますが、私はユウキは後者だと思っています。ここで付け加えると、力が発揮されるという意味は、鍛冶場のくそ力のように潜在的な能力が突如現れるとか、根性だけで乗り越えてみせる、というような能力をユウキに感じたのではなく、目的達成のために臨機応変に柔軟に対応することができる能力を彼は持っていると判断しました。

秘技、「他力本願力」

まあ、一言で言うと彼の場合は「他力本願力」です。これはユウキが自分でも認めている彼の強みですが、私からすると絶対習得不可能な秘技のようなものです。笑笑

これを持ってる人は絶対に強い。成し遂げるスピードも規模も桁違いに大きくなります。しかもこの他力本願力は1日にしてならず、なんですよね〜。なぜなら人に頼りなれてる人は本当に図々しい。(めちゃくちゃ褒めコトバです)そして図々しさって誰でも許されるモノじゃないんですよね。この人なら図々しくても許す、的な天性のなんだろ...魅力というか雰囲気があるんです。

一つ言うと、彼が今年の2月にラリングアに生徒として入学してきた時はこの魅力が全く表に出ていませんでした。それどころか人を寄せ付けないオーラまで出ていました。私はその頃のユウキとは「学校スタッフ」として少し話すことはありました。一応この仕事を長くしている経験者として偉そうに言うと、「あ、余裕がないんだな。」って思っていました。

「楽しみながら学ぶ」ことの難しさ

彼からは絶対に英語を伸ばす、という気合が手に取るように伝わってきました。正直言うとこのタイプの人はあまりラリングアを選びません。なぜならラリングアのモットーは「楽しみながら学ぶ」だからです。「楽しみながら学ぶ」は一見すると「ゆるい」と捉えられることもよくあります。この部分についてはまた別の記事で書いていきますが、「楽しみながら学ぶ」ことは実は人にとっては簡単ではなくとても難しいことで、真面目な人ほどできません。

何かに一生懸命取り組んでいるコトに満足するタイプはこの「楽しむ」っていうのを怠惰と捉えがちで、やもすると結果よりも過程の方に重点を置きがちです。私の印象ではこのザ・日本的感覚が1番海外で成功する可能性を低くしてるのでは、と思っています。

目的を達成するコト、結果を出すコトがなによりも大切で、そのために手を抜こうが人に頼ろうが構わない、というのがオーストラリアでの感覚だと私は思っています。

海外で成功するために1番必要な力

ユウキにはこの辺りもう少しオーストラリア寄りになってもいい気もしますが、幸い彼にはびっくりするくらいの決断力があったのでさほどまわり道をすることもなく色んなチャンスをモノにできだのだと思います。

ユウキはラリングアを3秒で選んだらしいです。選んだというよりはラリングアで必ず英語を伸ばすと「決断」しました。彼のように決断力のある人間は海外では成功しやすい傾向にあります。なぜなら海外では単純に時間がないから。ビザやらなんやらで基本滞在期間には制限があり、考えている間に時間切れとなり機会はなくなります。

海外では日本にいるよりも自分でコントロールできるコトに限りが出てきて自分中心に時間は回っていないことを常に意識する必要があります。そしてバイタリティ溢れるエネルギッシュな挑戦者が海外にはたくさんいます。考えている間にチャンスは他の人の手に簡単に渡ります。この環境で成功するために1番重要なことは、英語力でも学歴でもなく「決断力」と何よりも決断する「勇気」だと私は思います。

③環境の変化に対応できる柔軟性

話が横にそれましたが、とにかく8ヶ月前のユウキは彼がせっかく持つ魅力と強みが少しも生かされていませんでした。実は私もこのまま半年就学して彼はラリングアで英語力以外なにも得ずに卒業していくんだろうな、そう思っていました。(語学学校で英語力以外を持ち帰らそうとしているラリングアに突っ込みたい方はこれまでの記事をお読みください笑)


ただ、状況が大きく変わったコトが起こりました。コロナです。ユウキは学校開始2週間後にロックダウンによって働いていた飲食店がクビになり、1ヶ月後の生活もみえなくなった状況で彼は私に英語以外で初めて助けを求めに来ました。

「仕事の探し方を教えてください」

この瞬間から彼の最大の強みが生かされはじめました。長くなるので省略しますがここからがユウキの快進撃です。シドニー・サバイバルというコミュニティを立ち上げ、たくさんの素晴らしい方々を巻きこみ、助けてもらい、見事コロナを乗り越えてみせました。ここでユウキは海外で成功するために必要な力の2つ目、状況の変化に対応できる柔軟性を発揮してきました。

④結局コレなんです

はい、最後になりましたが、④「できるだけ長く一緒に働きたいという感情」。まあダラダラと理由を述べてきましたが結局はここなんです。ユウキと仕事をしてると単純におもしろい。ワクワクするし私ができることが格段に増えて楽しい。アドレナリンが出る。だから有給になればユウキもラリングアでもっと働きたいと思ってくれるだろう。そういうコトですね。1番大事なコトは「私の気持ち」です。笑

私はこの2ヶ月で一緒に仕事をしたいと思ったヒトを「自分のために」有給にするという目的を達成しただけです。(当初の年内という目標を思ったよりも早く達成できたことには非常に満足) ただ、ユウキは本当によくついてきてくれたと思います。普通は無理です。体力がついていかないか、精神が崩壊するか、それくらいの私の無茶振りに良く応えてくれました。彼の他力本願力や決断力、そして柔軟性よりも彼の根性と私を信じてついてきてくれた勇気に何よりも感謝です。もう「喜べ」とは言わないけど、まずは第一目標達成。おめでとう。そしてありがとう

さあ、次は3ヶ月後のreview に向けて...😁 (一度エンジンかかっちゃったらもう止まりません👍)





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