インターン生ユウキにお願いしたタスクの期限が過ぎています。
先週金曜日を期限としたインターン生ユウキにお願いしたタスクが本人の要望で期限が延期されました。延期されるとどうなるか。それはハードルが上がります。(ユウキのファンよ。悪魔と呼んでくだせえ)
とりあえず。今朝ユウキから上がった日報(記事)をご覧ください。
本人は「期限を1週間すぎそう」としれっと言っていますが、それはオススメしません。なぜなら、さらにハードルが上がるからです。(サタンと呼んでくだせえ)この記事を読んでわかったことはまだ時間がかかりそう、ということ。そして、ほとんど何の予備知識もないのに頑張ってるなあ、というのが正直な感想。
LOTE - Languages Other Than English
「LOTE(Languages Other Than English *「英語以外の言語」ってことなので英語は含まれません)コースの売り上げをSNSを使って向上させる方法」っていうまあざっくりとしたタスクにたった2日しか期限を与えなかった私。そして文句一つ言わずに黙々と取り組むユウキ。私が彼に渡した資料は受講生からのアンケート結果のみ。受講生の年齢、母国語、受講目的、最も使用するSNSについていくつかの質問に回答してもらっています。(普通なら文句言ってもいいレベルの不可解なタスク)
一つ面白いことは、オーストラリアは多民族国家ですので、もちろん全ての国民が英語を母国語として話すわけではなく、バックグラウンドもそれぞれです。傾向としては、日本語を受講する生徒はアジア系のバックグラウンド(例えば生まれ、育ちはオーストラリアだけど両親が中国人など)の人たちが多いです。
あとは、その言語の文化が好きだから学びたい、という方が多いということと、その言語を話す国の人っぽい人が受けます。つまり、イタリア語を受講する人はイタリア人ぽい考え方をするオーストラリア人が多い、ということです。(基本陽気で気さくw)その文化や考え方に共感が持てるから、その国の言語も学んでみたい、という流れだと思います。日本人の英語のように学ばないといけない意識でコースを受講している人はあまりいません。Mustではなくwant toです。言い換えると趣味です。ですのでここでの問題は趣味にあまりお金を投じたくない人もいるので金額がとりあえず低い学校やアプリのようなモノで勉強する人が多いということです。
対面授業で質の高いクラスを提供しているラリングアですが(ここは素直に営業トーク)あまりお金をかけたくない人たちをターゲットにするとなかなか厳しいんです。
なので付加価値が大事になってくると思います。(ね、ユウキ) あとは売りモノの意味自体を変えてしまう。(ここは既にアイデア出てきてるよね)
ただ、本気の趣味には日本人と同様お金使うオーストラリア人もたくさんいます。日本語コースで言うとアニメが大好きな受講生さんはこれまでもたくさんいて彼ら、彼女たちは「安い」を探していない人もたくさんいらっしゃいます。
そして、多民族国家だからこそ他の国の文化に触れる機会が多く、他言語の習得にも興味を持つきっかけを持ちやすいので日本にいる日本人よりもLOTE習得が盛んだと思います。(日本人はとにかくまずは英語!ですしね)
ユウキも言っていました通り、受講の「目的」を考えることがとても重要になってきます。ただ、既存の「目的」だけではなく、新たに目的を作っちゃう!っていうのもアリなのでその辺はあまり余計な予備知識がないユウキが有利なんじゃないかって思っています。(ハードルあげてやったぞw)
あと、何か新しいことを学ぶきっかけや、継続するためには「興味」を失せさせないことだと思います。実際にその国の人に会う機会を持つことや、文化に触れる機会を持ち続けることが大切になってくると思います。
月曜日にいくつかユウキからアイデアが出ましたので、きっと今頃そのアイデアを煮詰めてくれていることでしょう。(なかなか面白かった!特に花屋さんとコラボは最高)
今回のタスクの目的
最後に。私が今回ユウキにこのタスクをお願いした目的の一つはLOTEのビジネスを知ることで、オーストラリアのことについてもっと知ることにも繋がる、というのが含まれます。せっかく海外で、ローカルの学校でインターンなんてできるんだからここでしか学べない(それを文化という!)ことを学んでもらえたら嬉しいなあと思っています。
本当の最後に。恒例の(まだ2回目)夜ご飯記録を。えっと、火曜日にトンカツ屋さんで照り焼きチキンとチキンカレーを堪能しました。美味しかったですがチキンでごめんなさい。(ユウキのダイエットにはチキンがいいらしい)