共同親権
2026年までに共同親権が導入される。
生後半年の娘が当時の妻と義両親に連れ去られ、非親権者の別居親となった身としては喜ばしいニュースである。
家庭裁判所や高等裁判所の判例でよくあるのが、親子交流は月1回2時間、FPICの受渡型または付添型を利用するというもの。
共同親権の場合、FPICを利用する必要がなく、共同養育の一環で、子供と自由に会える。
もう一方の親がそれを阻害しようものなら、親権を剥奪される。
それでいいと思う。
海外では当たり前のことなのに、共同親権を申し立てると、これまで築いてきた関係性が崩れてしまうかもしれない、同居親(母親)がピリつくかもしれないと、FPICの支援員が警鐘を鳴らしてきた。
これまで父子関係に問題はなかったにも関わらず、ずっと親子交流を制限してきたのは同居親である。
行事の日程を連絡しない、行事の写真や動画を送らない、高裁の決定を無視しても何のお咎めもない。
やりたい放題である。
そもそも、実の子と会うために、FPICにお金を払わないといけないことに納得がいかない。
元々、親権欲しさに娘を連れ去り、でっち上げDVにより住所を秘匿している前妻からすれば、共同親権を申し立てられたら、心中穏やかではないだろう。
ただ、私と私の両親と娘が失った時間はどうなるのか。
連れ去られ、断絶された過去は変わらない。
私たちにできることは、娘と会う頻度を増やし、より沢山の思い出を作り、娘の健全な発育を促すことだと思う。
婚姻関係は解消したが、父子関係は解消していない。
こちらが子どもファーストでいる以上、同居親もいい加減子どもファーストで物事を考えてほしいと思う。
身体的・精神的・社会的暴力を私にしていたにもかかわらず、DV被害者を装うのはやめてほしい。
私たちが思っている以上に、娘は賢く、周囲の大人の言動をよく見ている。
どちらが正しいのか、どちらが親として適当なのか、娘がいずれ判断する時がくる。
本音としては、娘にどちらか一方の親を選んでほしくない。
そのための共同親権・共同養育。
海外のように、平日は同居親と過ごし、週末は別居親と過ごす。
そんな未来を願うのは欲張りだろうか。