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【無料で使える】論文探しはGoogle Scholarが最強?ほかのおすすめサイトも紹介【大学生向け】
まずは結論
重要な項目を表にまとめました。
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scholifyはこちらのリンクから無料で利用できます。
それぞれの評価ポイントの説明はこちらです。
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これらは論文を探すときの効率性に影響するので、重視したいです。
大学生が論文を読む理由
大学生は大きく二つの理由で論文を読まなければなりません。
授業の課題
ゼミでの研究
大学生活において、論文を読むことは欠かせません。授業の課題や研究プロジェクトを進めるためには、最新の知識や専門的な情報にアクセスすることが必要です。論文はその要素を兼ね備えており、正しいサポートを得ることで学業成績や研究の質を向上させることができます。
【知らないと損をする】そもそも論文とは何か?
論文の主な目的は、研究者が自身の研究成果や新しい知見を他の専門家や学術コミュニティと共有し、学問の進展に寄与することです。論文は特定のテーマや問題に関する体系的で詳細な情報を提供し、他の研究者がその情報を参考にしてさらなる研究や理論の構築を行えるようにします。
難しいことを言っていますが、要は専門家が調べた内容を第三者からのチェックを挟んだ上で、出版しているレポートになります。
テレビや雑誌の情報よりも圧倒的に信頼できるのが論文の良さです。
【本題】無料で論文を探すことができるサイト
それでは本題の無料で使える論文を探せるサイトをご紹介します。
1. Google scholar
Google Scholarは、Googleが提供する無料の学術検索エンジンで、様々な学術論文や学術的な出版物を検索することができます。キーワードや著者名を用いて容易に検索でき、検索結果には引用情報やリンクが含まれています。研究者は自身のプロフィールを登録し、自らの論文や引用に関する統計情報を確認できるため、学術研究において重要なツールとされています。
Google scholarのメリット
通常のGoogle検索と同じように使える
著者の詳細ページがある
引用数が記載されている
アブストラクトが多少記載されている
Google scholarのデメリット
著者の情報が検索結果に記載されていない
オープンアクセス論文(無料で読める論文)だけを検索できない
論文以外の一般雑誌や本なども検索結果に出る
2. scholify
scholifyは比較的新しい論文検索ツールです。
日本国内のサーバーを使用しているので、データの安全性にも配慮されています。
また研究で使用されるクオリティを目指しているため、クオリティの維持と頻繁なアップデートを心がけています。
scholifyのメリット
検索結果が論文中心
オープンアクセス論文のみを検索できる
論文情報と著者情報が充実している(概要やh-indexなど)
国内サーバーで管理されている
頻繁なアップデートがある
scholifyのデメリット
有料のデータベースには結果で劣る(scopus, web of science等)
まだ新しいツールなので、まだ機能が少ない
日本語の論文は検索できるが、一部表示が英語のみ
3. CiNii
CiNiiは、国立情報学研究所が運営する学術情報ナビゲーターです。論文、データ、大学図書館の本、日本の博士論文など、国内の学術情報を網羅的に検索することができます。
博士論文は通常の論文と大きく異なるので、卒論や修論などの参考になると思います。
ただし海外のジャーナルの方が論文数が圧倒的なため、少し使いずらいかもしれません。
CiNiiのメリット
国内の論文に特化している
博士論文を検索できる
CiNiiのデメリット
海外論文が検索できない
オープンアクセス論文が検索できない
タイトル以外の情報がほとんどない
4. JSTAGE
JSTAGE(ジェイステージ)は、日本の学術論文をオンラインで提供するプラットフォームであり、多くの学術誌や学会が参加しています。利用者は、JSTAGEを通じて幅広い分野の学術情報にアクセスでき、最新の研究成果や論文を閲覧できます。また、論文の検索や閲覧だけでなく、各種国内学会の発表や研究コミュニティとの交流も促進されています。これにより、学問の発展や情報の共有が効率的に行われています。
JSTAGEのメリット
オープンアクセス論文のみの検索が可能
学会やジャーナルを絞って検索可能
JSTAGEのデメリット
JSTAGEのデメリットは同じく国が運営しているCiNiiとほぼ同じです。
まとめ
最も使いやすい・情報量が多いのはscholify!
ただし日本語の論文だけを探したい人はJSTAGEでも良いかもしれません。