共有パソコンにインストールされた Google Chrome を管理する
件名の通りです。
職場にある共有パソコンの状況を見ていると、インストールされている Google Chrome に個人情報がいろいろと残ってる… 😣
こんな状況をどうにかしないといけないな、と思っていたら「Chrome Browser Cloud Management (CBCM)」という機能が用意されているのを、知りました。
この機能を利用すると、Google Chrome がインストールされたパソコン(Windows)を Google Workspace の管理コンソールで制御できるようになります。
ざっくりと手順を書き連ねると、
「管理対象ブラウザ」として登録するためのトークンを発行
→ 管理コンソールで、Windows パソコンに登録するためのレジストリファイル(.reg)を作成管理対象にしたいパソコンで、レジストリを登録
→ レジストリファイルを実行管理コンソールで「管理対象ブラウザ」に設定するポリシーを設定する
というステップで設定できます。
この機能を使うことで、共有パソコンにインストールされた Google Chrome に対して、
常にシークレットモードで起動されるようにする
パスワードが記憶されないようにする
終了時に履歴をクリアする
共通のブックマークが表示された状態で起動する
といった設定が簡単に行えました。設定する台数によって、「管理対象にしたいパソコンで、レジストリを登録」が面倒ですが、それ以外の設定は Google Workspace の管理コンソールで行うので、複数回設定しなくても大丈夫です。
ちなみに、同様に Microsoft Edge を管理したい場合には ↓ をご覧ください。