Step 2:「Google 認定教育者レベル 2」を取得
「Google 認定教育者レベル 1」を取得できたら、次は「Google 認定教育者レベル 2」にチャレンジしましょう!
「Google 認定教育者レベル 2」とは?
「Google 認定教育者レベル 2」は、次のように説明されています。「熟練」や「高度な」というキーワードが含まれているだけあって、「Google 認定教育者レベル 1」よりは難易度が上がっているとは思いますが、受験料のように 2.5倍(US$10 → US$25)難しくなっているわけではありません。
用意されている学習用コンテンツ
「Google 認定教育者レベル 1」と同様に、Google が提供している学習用コンテンツで学習すれば、必要な知識・技術は得られると思います。
用意されているコンテンツは「上級トレーニング(英語版では、Advanced Training)」となっていますが、「Google 認定教育者レベル 1」と同様に想定される学習時間は 15.1時間、難易度は中級となっています。
コース名には「上級」となっているのに、表示されている難易度は「中級」と不思議な感じですが、実際のところ「中級」という難易度だと思います。 この辺りは、個人の感覚によるとは思いますが…
どんな内容を学習する?
「上級トレーニングコース」の内容は、以下のような 11 のユニットで構成されています。
オンライン ツールの効果的な利用を促進、モデル化する
学習モデルを使って個々に合わせた学習を実現する
高度な機能を使ってワークフローを最適化する
保護者とのコミュニケーション
生徒のデータを分析、解釈する
クラスと学校教材をより効果的に編成する
インタラクティブなカリキュラムを設計する
教室という場所にとらわれない授業を行う
Google の機能をリサーチに活かす
生徒に発言権を与える
生徒のエージェンシー
「基礎トレーニングコース」と同様に、それぞれのユニットはいくつかの項目とユニットの復習で構成されています。
「Google 認定教育者レベル 1」のときよりも、これまで使ったことのないアプリケーションやサービスの名前が出てくるかと思いますが、それらについても知識にとどめておくのではなく、実際に操作を行って確認しておいた方がいいでしょう。
「Google 認定教育者レベル 1」よりも、範囲が広く、深くなったような印象を受けますが、すごく難しくなったわけではないと思います。その辺りが、難易度が「上級」ではなく「中級」となっている所以だと思います。 とは言え、この辺りは個人の感じ方による部分ですね。
上記のように「必須ではありません」と記載されているものの、これは「上級トレーニングコース」が完了していなければ受験できないわけではない、ということを意味しているだけであって、「上級トレーニングコース」以外に受験に向けて学習するコンテンツも用意されていないので、この内容が理解できるまでくり返し取り組むしかありません。
わたし自身が「認定トレーナー」になったことで得られた情報ではありますが、「Google 認定教育者レベル 2」に求められていることをまとめたスライドを紹介しておきます。この内容を復習しておくと、更に安心できると思います。 ※2つあるのは、それぞれ英語版と日本語訳(日本の認定トレーナー有志による翻訳)したものです。
試験が不合格だったら?
試験に挑んで不合格だった場合、以下のように「よくある質問」で説明されているように、一定期間(3 ~ 30日)が経過すれば、再受験が可能です。ただし、受験のたびに受験料が必要になります。
以前は、再受験に必要な日数がもう少し長かったのですが、2021年秋から変更になったようです。
試験に合格できたら…
無事に合格できたら、「Google 認定教育者レベル 1」のときと同様に、メールで合格証やデジタルバッジが送られてきます。きっと、「Google 認定教育者レベル 2」に合格できるようになっていると、少しずつ手応えを感じられてきているんじゃないかと思います。
更に次のステップに進みましょう!
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