見出し画像

変わらなきゃいけないはずでは...

5/11~12 に東京ビッグサイトで開催されていた EDIX(教育総合展)を見学してきました。

実際に展示されているものを直接見て、体験できるというのは、貴重な体験ですが、展示にあわせて行われているセミナーが興味深い内容が多く、2日間の多くの時間をセミナー会場で過ごしました。

  • 5月11日

    • 11:45〜12:30 ED-S9
      学校教育のあるべき姿
      横浜創英中学・高等学校校長 工藤 勇一

    • 13:30〜15:00 EM-S2
      教育委員会・関係者限定 端末活用促進のための研修会
      <冒頭講演 講師> (同)未来教育デザイン 平井 聡一郎

    • 15:15〜16:15 ED-S14
      未来のブカツ
      東京大学公共政策大学院 非常勤講師 浅野 大介、(株)オフィスホシノ 代表取締役 星野 明宏

  • 5月12日

    • 10:00〜11:00 ED-S15
      教育長対談
      戸田市教育委員会 教育長 戸ヶ﨑 勤、群馬県教育委員会 教育長 平田 郁美

    • 11:45〜12:30 ED-S16
      GIGAスクール構想の実現
      文部科学省 初等中等教育局 学校デジタル化PTリーダー 武藤 久慶

この他にも大小 3つのセミナー会場で、著名な方々がセミナーを行われていましたが、自身の業務内容や興味から、これらを選択しました。

これらのセミナーはどれも

  • どのセミナーも「撮影禁止」「録音・録画禁止」。

  • 資料は配布されず、プロジェクターに投影されるだけ。

という感じで行われていました。↑ のどの講師の方々も割り当てられたセミナーの一時間くらいの間、原稿を朗読するのではなく、流れるように説明されていました。 ※当たり前の話なんですが。😅

そんなセミナーから得られる情報量を「撮影禁止」「録音・録画禁止」という形態の場合、どういったスタンスで参加するのがいいんでしょう?

講師の話を聞きながら、セミナー会場の様子を見渡してみると、

  1. 必死に聞く

  2. メモを取る

    • a: ノート(紙)

    • b: iPad(手書き入力)

    • c: パソコン(キーボード)

といった感じで、皆さん参加しておられました。わたし自身は、パソコンも持参していましたが、1 または 2a で参加してました。

これって、授業にも当てはまることなんだと思いますが、前述したようにスムーズに流れるようにアウトプットされている情報を、どのようにインプットするのがいいんでしょう?
※主催者側から「撮影禁止」「録音・録画禁止」と案内されていたものの、講師から撮影してかまいません、と案内されるケースもありましたが、そんなケースは稀でした。

講師によってスタイルは異なりますが、プロジェクターで投影されているスライドには、文字だけでなく図や写真なども表示されています。それらをメモとして記録するのは、辛いですよね…

講師が話している内容のすべてが投影されているわけではなく、口頭でしか話されていないないようもあったり…

↓ の Chrome 拡張機能「Glasp: Social Web Highlight & YouTube Summary」を使うと、YouTube の動画の文字起こしが行えます。こういったツールを利用すれば、文字起こしでテキスト化した内容を、ChatGPT などの AI で要約させるといった使い方も考えられるのですが、これって「録音・録画禁止」に抵触しちゃうでしょうから、ちょっと今回のようなレギュレーションでは使えないかな、と思います。

こういったセミナーの運営についても、変わっていかなきゃいけないんじゃないか、と思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?