マイナンバーカードを否定する?
以前にも ↓ のようなマイナンバーカードについての記事を書きました。
あれから半年以上が経過していますが、未だに何かあれば、「マイナンバーカード反対!」と騒ぐ人たちがいます。
マイナンバーカードのデメリットは?
以下の記事では、マイナンバーカードのデメリットとして次の 3つを挙げています。
盗難・紛失した際のリスクが高い
有効期限を守る必要がある
金融資産との紐づけに不安がある
これらのデメリットとして挙げられている内容は、本当に「マイナンバーカード」のデメリットなのでしょうか? 身分証明書のように利用できるもの(カード)は、いずれも 1. と 2. に当てはまるのではないでしょうか? そんな内容を「マイナンバーカード」のデメリットとして挙げるべきなのでしょうか?
最後の 3. についても、
と説明されていますが、仮にマイナンバーカードが盗難・紛失したとしても、そのマイナンバーカードに紐づけられた情報を読み取るためには、暗証番号(パスワード)が必要なはずです。 それも所定の回数(5回)の入力ミスでロックがかかってしまうので、暗証番号の管理が適切に行われていれば、上記の内容のリスクは回避できるはず。
とも記事では書かれていますが、これも上述と同様に暗証番号がマイナンバーカードと一緒に管理されていたりしなければ、マイナンバーカードの盗難・紛失は再発行の手間が発生するものの、写真付き・暗証番号付きの証明書なので、そう簡単に不正利用できないのではないでしょうか?
ちなみに、マイナンバーカードを紛失・盗難した場合の手続きは、↓ の URL をご覧ください。
なぜ反対する?
わたし個人は、反対する人達がマイナンバーカードそのものを反対していることに違和感があります。
様々な分野で DX が叫ばれているようなこの現状で、公的な証明書をデジタル化しない選択肢をなぜ選ぶのでしょうか? それぞれの証明書を管理・運用するための基盤としてマイナンバーカードが構築され、多額の公金が投じられてきました。そのマイナンバーカードを無にして、どうしたいのでしょう?
今のマイナンバーカードの仕組みに不満を感じているのであれば、改善点をあげるべきであって、無にするものではないはずです。
健康保険証が統合されようとしていることについて、不都合があることを主張している人もいるようですが、その不都合を改善すればいいのであって、マイナンバーカードへの健康保険証の統合をなくせば解決するわけではないと思いませんか?
身分証明書としても利用できる健康保険証が、顔写真も付いていないことで不正使用が容易にできてしまう状況になっていることの方が適切ではないように思えてなりません。
こういった反対する人達も、結局のところは DX の波に乗れない人達なのではないか、と思っています。とてもじゃありませんが、今からマイナンバーカードを撤廃するというような署名活動は現実解とは思えません。
逆に、健康保険証の代替として新たに「資格証明書」なる別の証明書を作る出そうとしていることの方が意味不明でならないと思わないのでしょうか? そんな臨時的な対応と思える証明書を発行する手続きの方が無駄としか思えないのですが… 😣
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