夢がお預けになった。でも確かに自分は変わった。
人生は、思い描いたとおりに進まないことがある
「やっぱり演劇の良さを伝えられる人になりたい」
就活の時に一度思い描いた夢を、もう一度やってみようと思った今年の春
それからSHEに入会し、webデザインやライティングなどを学び、社会を見る目が大きく変わった
デザインは決してセンスではないこと、1つの商品をアピールするにも、いろんな角度から考える必要があること、キャリアや生き方について色んな考え方があることetc…
たくさんの発見と「できた!」が積み重なり、それが自信とワクワク感になり、毎日が本当に本当に面白くなった
学んでいく中で、マーケティングやものを世の中に広めていくことに興味を持ち、「こういう仕事がしたい!こういう環境で働きたい!」と思った
今の職場(生産管理の仕事)にものすごく不満があるわけではないけど、かといって楽しさをやりがいを感じてわけでもなく
コロナで見えた会社の弱点と、それに対する会社の姿勢に疑問を感じていたこともあり、転職を考えた
未経験だから難しいのも分かってる
だからSHEのマケトレやニュースサイトを活用して、自分なりのポートフォリオを作成。それ以外にもnoteやサイト作成も全力でやって、「自分ができること」を増やした(どっちもめちゃくちゃ楽しいです)
年明けたら、本腰入れようか〜と転職サイトを見始めた矢先
10月末、上司に呼ばれた
「来月、異動してもらうことになりました。異動先は総務、経理の仕事をしていただきます。」
ソウム の ケイリ
漢字変換するのに時間がかかった
それから上司から色々聞いた
どうしても人手が足らず、11月入ったらすぐに辞令を出し、中旬には異動しなくてはいけないこと
総務からの指名であること
今の部署(新卒が多く、上司も転職組)と比べ、かなり年齢層が高く(1番下でも30代後半、大半は50代)、再雇用つまり入社からずっと当社の人もおり、総じて癖が強いため、何かあったら相談に乗ること
全てがあまりに急だったため、むしろ上司の方が狼狽えているようだった
転職の相談(匂わせレベル)もしていたため、「経理なら、キャリアに傷つかない。むしろプラスになる」とも言われた
それらを私は淡々と聞いていたが、頭の片隅で何かが崩れ落ちる音がした
私は対面で話してる時、過剰にストレスがかかると、涙を流すタイプなので、混乱してるように見られたと思う
夢、お預けになっちゃったな
それから怒涛の引継ぎをした。
簿記2級の勉強も始めた。(3級は取得済。因みに取ったことは、社内の誰も知らなかった)
社内では変化を受け入れて、前向きに頑張ってるように見せたけど、正直後ろ向きな気持ちもあった
社内一、年齢層が高い部署の中でも、それなりにブラックな経理
そこにぶち込まれる、最年少の自分
自分の好きなことでも、やりたいと思ったこともない仕事
夢が延期された喪失感と、異動への不安
前向きになりたくてもなりきれない自分
SHEのロールモデルのような、華麗なビフォアフ決めたかったなあ
でも、これまでの準備はムダではなかったと信じている
夢が本当に叶えられなくなったわけでもない
異動先が本当に合わなかった場合、逃げ出せることもできる(さすがに1年はちゃんとやろうと思ってるよ!)
これまで学んだこと×経理の知識で、また社会の視野が広がるかもしれない
少なくともSHEで一生もののスキルを学べた
それを生かすも殺すも自分次第
それをバネに社会と接し、誰かの喜び・ワクワクを生み出せたら、例え本業がうまくいかない時でも、「自分」を失わずに生きていけると思う
肩書きはビフォアフしなかったけど、マインドは大きくビフォアフした。そう胸を張って言える。
まだまだ受けてないコース・面白そうなイベントがあるので、来年もSHEにお世話になります。
ちょっと早いけど、来年も熱狂させてください。
夢へのスタートラインに立てたら、その時はまた書こうと思います。