演劇部照明さんの用語講座
どーも皆さんこんばんは
トモです
今日は、今後演劇についてのブログも書いていくであろうと言うことで
簡単な用語講座をしようかなと思います!
講座と言っても自分独自の呼び名とかも多くあるかと思いますので、一般的に使われているというよりかは、今後僕がそう表現しますよって解釈で読んで頂けるとありがたいです。
それでは始めていきましょう!
今回は特に照明の用語を解説しようかなと思います
1つ目は、地明かり
地明かりは文字通り地面を照らす明かりということで、舞台全体を照らすための照明です。
だいたい白(W)と青(#78)の2色がデフォルトの舞台が多いですね。舞台のサイズにもよりますが6灯から9灯で構成されることが多いです。とても汎用性の高い照明ですね。
2つ目、サス
正式にはサスというのは照明を吊るための棒を指す言葉なのですが、僕は自由に配置やカラーを変えれるフリー枠の照明をサスと呼ぶことが多いです。理由は特にないですが、強いて言うならサスのある場所ならどこでも移動させることが出来るからでしょうか…
汎用性は高くはないですが、自由度は最強です。
飛び道具みたいにも使えてとても便利です。
3つ目、シーリング(CL)
客席上部から照射される照明です。主に役者の顔を明るく照らすために用います。シーリングは3灯から4灯で構成されることが多く上手、中央、下手で分かれていることが多いです。これも地明かりと同じで白(W)と青(78)の2色設置されてるところが多いです。
補足:上手は客席から見て舞台右側
下手は客席から見て舞台左側です。
3つ目、ホリゾントライト
舞台の背景を照らすための照明です。
基本的にアッパーホリ(UH)とローホリ(LH)の2種類の照明を合わせてホリゾントライトと言います。
アッパーホリが上でローホリが下です。文字通りに。
色は赤(#22)、青(#72)、黄色(#40)、緑(#52)、白(W) が使われることが多いです。また、色を組み合わせてオレンジや紫、ピンクなんかも作れたりします。高校演劇部員の照明さんの1番の敵がこのホリゾントライトと言えますね。
4つ目、フロントサイド(FS)
客席の横上部から照射されるのがフロントサイドです。基本的な使い方はシーリングと同じですが、役者の斜め前から光が当たるので影を伸ばしたり、上手側だけ下手側だけといった切り替えが出来るのも特徴です。色は白(W)、青(#78)、アンバー(#33)が使われることが多いです。
ちなみに、使用頻度はそれほど高くないですw
5つ目、サイドシーリング(SS)
役者の側面、舞台袖から照射される照明です。
ほとんど使われることがない照明ですが、シーリングとあるように主に顔を照らすために使われます。横から照らす特性上、顔の右半分を照らすなどのちょっと変わった、かっこいい使いかたもできます。
色はフィルムを変えることで自由に変更でき、舞台袖にあるため上演中でも色を変えることができます。
6つ目、スポット・ピンスポ
いわゆるスポットライトですね。
……以上。
僕はあんまり使いません。
さて、こんなところで解説は終わろうかなと思います。
今回は主に照明、特に照明の種類についてお話しさせていただきました。
質問等ありましたら、コメントに書いていただければ可能な限り答えさせていただきます。
何度も言いますが、今回の解説はあくまで僕の中での呼び方で紹介させていただきましたので、そこら辺よろしくお願いします。
演劇用語講座も気が向いたらまたしようかなと思いますのでお楽しみに
それでは今回はこのへんで
また次回〜〜
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