燻製機をつくろう 3 (組み立て)
必要な道具
電動ドライバ(疲れるので必須だと思ってます)
+ビット
2mm以下のドリルビット(下穴用、下穴開けないと木が割れてしまうので)
+ドライバ
直角定規
鉛筆
下穴用のドリルビットの長さ調節をしておきます。35mmのネジを使うのでだいたい25mm(= 35✖️0.7)くらいのところにマスキングテープなどで印をつけておきます。
あると便利な道具
ラチェットクランプ
コーナークランプ
Amazonでセットで売ってました。なくても組み立てられますが、あると便利です。
だいたいの作業概要
部品の名称です。この部品達をネジで固定していきます。だいたいの流れは
側板に棚受けと取り付ける→即板二つと天板を取り付ける→背板を取り付ける→ヒンジを使って扉を取り付ける→ぱっちん錠を取り付けて完成です。
側板に棚受けを取り付ける
まずは棚受けの位置を側板の内側に鉛筆で描きます。だいたい100mm間隔にしましたが、あまり拘らなくて良いと思います。ただ、両サイドで高さを合わせて、地面に並行にしておかないと網を入れた時にがたがた、落ちてくることは避けたいです。
L字定規を使って、100mmくらいを狙って鉛筆で線を引きます。
線を引いたらそれに合わせて棚受けを側板を置きます。また、棚受けは背板側に合わせます。
ラチェットクランプを使って棚受けと側板を固定します。
裏返して、下穴を2箇所空けます。位置はまた適当ですが、扉と背板側に2箇所空けたほうが良いです。裏返すとラチェットクランプがじゃまで板がぐらぐらして、下穴も開けにくいので百均でも売ってる折りたたみの椅子を2個使うと良いです。
※内側からネジを取り付けると裏返しもラチェット固定も必要ありません。今回は外側から内側に向かってネジを打つ事にしたため、裏返しが必要になりました。板の側面をみたら結構ふかふかなのでこちら側から棚受けを固定するのが少し不安だったので、一手間かけました。
一面終わったらもう一面に棚受けを取り付けます。もう一つの側板を隣に置いて、棚受けを並べておくと作業がやりやすいです。
側板と天板を組み立てる
天板と側板を合わせます。背面側から合わせて、コーナークランプで固定します。固定したら、下穴を開けてネジを打ちます。ネジは2から3箇所打ちます。おわったら、同様にもう一枚の天板も取り付けます。燻製の煙が逃げてしまわないように、天板と天板の隙間がなくなるように押しつけながら下穴を開けます。下穴にネジを打ったら完了です。
背板を取り付ける
背板の取り付けは横倒しにするとやりやすいです。コーナークランプを使って、側板と背板を固定します。
固定したら、端から下穴を開けます。ここで注意です。あまり端に下穴を開けると天板を固定したネジとぶつかってしまいます。天板を固定したネジを避ける位置に下穴を空けたほうが良いです。
ネジは5箇所ずつ打ちました。間隔は適当です。
前扉とりつけ
前扉をヒンジを使って固定します。ヒンジを買うとネジがついてきますが、このネジを使わずに他の板の固定につかったネジを使ったほうが良いです。四本で固定しますが、一本だけ短いネジを使います。
位置:後ろに棚受けがある位置にヒンジのネジ穴を合わせます。
種類:黄色の丸は他の板の固定に使ったネジ( 3.5×25mm)を使います。緑の丸は板厚以下のネジ(長さ11mm以下)を使います。
ヒンジ固定に使うネジと位置は注意が必要です。僕は失敗しました。まず、板の横面にネジを打つので、ふかふかして固定力が得られにくいです。ヒンジに同梱されているネジは短いのでこのネジを使うと固定力は不十分です。さらに、 ヒンジの位置を棚受けがある位置にしませんでした。すると、ネジが内側に飛び出してしまい、右下の黄色丸のネジは固定力も弱いです。
ぱっちん錠のとりつけ
いがいと難しかったです。両手で作業する必要があって、写真も撮れませんでした。右側の金具のネジは長いものに変えました( 3.5×25mm)。まずはこの金具を固定します。いつもと同じように下穴を開けてネジを打ちます。
左側の金具は扉をピッタリ閉めながら、金具を開いて鉛筆でネジを打つ場所を描きます。これが難しかったです。この時にヒンジを取り付ける位置は棚受けの裏が良いです。場所が決まったらネジを打ちます。ネジは同梱されたネジではなく、いつものネジが良いです。
完成
完成しました。次に使ってみて改良点をレポートしようと思います。
その他
下穴の決め方