どれだけ「お金のこと」を、「今」自分事化できるかが人生を決める!?
「資産運用は早くやったほうがいい」「時間を味方につけるのが大事」。
こんなことを聞いたことがある人も多いと思います。
それでもなかなか始められない、忙しさにかまけてつい先延ばししてしまう。
そんな方が、先延ばしせずに資産運用を始め、10年後・20年後に経済的な豊かさを手に入れるにはどうしたらいいか、をお話していきます。
1 早くやったほうがいいのは分かっているのに、なぜ先延ばししてしまうのか?
「言われなくても、やったほうがいいのは分かってるんだよ」
資産運用に関わらず、こんな風に思った経験のある方は多いでしょう。
かく言う私もその一人。
仕事など、ついつい先延ばしにしてしまうことはあります…
人はどんなことを先延ばしにしてしまうのか?
大きく分けると2つです。
・分からないこと・やったことがないこと
人は、心理的にやり方や段取りのイメージがつかないこと、慣れないことをすることに抵抗を感じるようになっています。
・大切なこと・失敗したくないこと
「失敗したらどうしよう…」といった不安や、「完璧にやらなきゃ」というプレッシャーが心理的負担となり、やり始めにくくなります。
2 それでも「今」自分事化してほしい理由
それは、自分にとって大切なことを、
ちゃんと大切にしてほしいから。
残念ながら、本当に大切なことは、先延ばしにしやすい。
例えば、親に感謝を伝えようと思っても、なかなか言えない。
そんな経験はありませんか?
伝えたほうがいいのは分かっているけど、恥ずかしいし、
今まで言ったこともないし、
親がどんな反応をするかも分からないし、
上手く言えるかな、突然こんなことを言って変に思われないかな、
別にまた会うんだし、今度会った時でもいいかな、
そんな風に先延ばししてきたこと。
そうして言えなくて、
「やっぱり言えばよかった」と後悔するのは、自分。
やらないと出来るようには、永遠にならないし、
チャンスはどんどん減っていきます。
3 人間の活動領域は4つの領域に分けられる
スティーブン・R・コヴィー氏の著書『7つの習慣』の中で、
人間の活動領域は4つの領域に分けられるという話が出てきます。
その4つの領域に、それぞれどのくらいの時間を使っているか、
とくに第2領域にどのくらい時間を使えるかに成長のカギがあると、本の中では説明されているのですが、
この話は、時間だけでなくお金にも同じことが言えます。
お金で言えば、第2領域の「緊急ではないが重要なこと」は「投資・自己投資」に当たります。
ここにいかにお金を使えるか?
4 先延ばしグセを直す方法
お金において大切な「投資・資産運用・自己投資」を先延ばしせず、すぐに始められるようになるのか?
・分からないこと・やったことがないこと
スケジュールを立てるとか、分かるための段取り、やるための目途だけをつけるようにすると取り掛かりやすくなります。
・スモールステップにする
最初から「5万円を投資しよう」と思うとハードルが上がりますが、
「まずは500円から投資してみよう」「クレジットカードのポイント投資から始めてみよう」と、小さい行動から徐々に大きくしていくことで、先延ばししにくくなります。
・ネガティブな感情をそのままにしておかない
人は、ネガティブな感情から逃げたくて、先延ばしにしてしまうというクセを持っています。
でも、先延ばしにすればするほど、問題の根本的な解決に至らず、ずっとネガティブな感情を抱えたままになります。
本当にネガティブな感情をなくしたかったら、行動したほうが早いということを知っていると、先延ばししにくくなります。
5 最後に
お金のことは、多くの日本人が学校でも家庭でも学んでこなかった、「分からないこと・やったことがないこと」のため、先延ばしにされがちです。
しかしながら、私のクライアントさんも皆さん口をそろえて、
「もっと早くに始めておけばよかった!」とおっしゃいます。
本当に大切なことを、
ちゃんと大切にできるじぶんになるために、
先延ばしグセを直してみませんか。
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