【駐在お悩み】学ぶべき?自分なりの現地語学習に対する考え
こんにちは、ベトナム・ハノイ在住3年目のともです🇻🇳
最近ふとハノイに来る前のことを思い出します
引っ越し準備大変だったなぁとか…
ベトナムの医療体制への不安が強かったなぁとか…
ベトナム語学習をするべきか、悩んでたなぁとか…
今日はお仕事や帯同で海外へ行かれる方の多くが、一度は悩むんじゃないかなというトピック
"現地語学習"
について、ハノイで2年半暮らしてみた、いち日本人が経験した気持ちの変化&考えを綴ってみたいと思います✍️
参考になる部分や共感してもらえる部分があれば嬉しいです☺️
① ベトナムに"来る前"のワタシ
ベトナムに来る前はベトナム語というものが存在することすら知りませんでした
引っ越すことが決まった当初の自分は「ベトナム語を力を入れて学ぶか」について悩みました
今から思えば渡航してから考えればよかったです😂
英語がどれくらい通じるのか分からないし、ベトナム語ができないとどれくらい不便なのかも分からない
しかも、マイナー言語でベトナム語を学んだとしても日本で今後使う可能性はかなり低い
生活に必要な基本的な単語やフレーズ
・ありがとう
・こんにちは
・数字の1~10
・これはいくらですか?
・トイレはどこですか?
は、ほとんどの方が現地で生活しながら、なんとなく覚えると思います
問題はその先を勉強していくかどうか…
結局
★現地の人とも友達になりたい&コミュニケーションとってみたい
★緊急時に状況を説明して、現地の人の助けを借りたい
★マイナー言語学習をしてみたい
という理由で、渡航前に日本でベトナム語教室に20回くらい通いました
でも発音が日本人の口には難しすぎて、できるようになっている実感は全くないまま渡航しました
② ベトナムに"来てすぐ"のワタシ
さぁ、ついにやってきたぞベトナム🇻🇳
バイクとクラクションの多さ!
食べたことのない食べ物!
まだ聞き慣れていないベトナム語が飛び交う環境!
いろんなものに圧倒されながらも Cảm ơn(ありがとう)や Xin chào(こんにちは)を使うところから始めました
そしてたまに会話が始まり、
「 Người Nhật?(日本人?)」
「Vâng, em là người Nhật ạ(はい、日本人です)」
など現地の人と会話が1往復できた時はスキップしたいくらい嬉しかったのを覚えています☺️
その後もカフェでの注文やスーパーで「 Chị không cần túi nha(袋はいりません)」と言うのをベトナム語でチャレンジしてみたり
出かける度に誰かに話しかけてみようとして、かなりベトナム語学習に前向きでいました
③ ベトナムに来て "ちょっと経った"ワタシ
ベトナムに来て数ヶ月
日本人の友人の輪が広がっていきました👭
会社の同期に似たような、ハノイ生活を日本人として一緒にサバイブする仲間って感じで、今でも貴重な存在です
ベトナム語を勉強しに現地大学の短期コースに通ったり、家庭教師をつけたりして本格的に勉強している人もいます📝
英語も話せてベトナム語も頑張って勉強している友人を見ると、
「自分は英語もままならないのに、ベトナム語も熱心に勉強しててすごいなぁ🥺」
と感心するとともに、焦る気持ちもありました
こっちに来てからもオンラインでベトナム語レッスンをしばらく続けていました
その後ベトナム人のランゲージパートナーができて、オンラインはやめて、その友達に日本語を教える代わりにベトナム語を教えてもらっていました
そのおかげとベトナム語教室の成果が出て、ほんの少し話せるようになりました
でも相変わらず現地の人の言っていることはサッパリで、会話のキャッチボールは 2往復以上は全然続きませんでした
④ ベトナムに来て "しばらく経った"ワタシ
なんやかんやベトナム語はできなくても、簡単な英語やジェスチャーで買い物やレストランはいけるし、ちょっと小難しいやりとりはGoogle翻訳でなんとかなる…
ふと、思いました
「あれ、なんかベトナム語のモチベめっちゃ下がってる…」
「今ここでベトナム語勉強して意味あるのかな?」
「日本でベトナム語って使わなくない?日本にいるベトナム人の人、みんな日本語話せるくない?」
「英語をまずできるようにするのが先ではないだろうか…」
こんな考えを頭の隅に抱えたまま、英語にもベトナム語にも100%の力をそそげないまま、何ヶ月も過ぎました
⑤ 英語に99%コミット!ベトナム語は”勉強せずに気が向いた時に楽しむ”に方向転換
渡航後ほぼ1年が経った頃、
「ベトナム語学習から一度離れよう」
と決意しました
(サボリまくってたので、決意するほど勉強してなかったですが😂)
というのも、ベトナム語ができるようになるよりも、本帰国後に英語を使う仕事に就くために「英語ができるようになりたい!!!」という気持ちが何ヶ月経っても強かったからです
"言語は一生かかる生涯学習"
ここでやめようと思うと寂しいし、挫折した感・ギブアップした感がでてツライので、また戻ってくるというニュアンスで「ちょっと休憩しよう」と思いました☕️
とはいえ、周囲の看板や聞こえてくる言語はベトナム語
たまーに「あ〜、あれ、習ったのにな〜、なんだっけ?」ってなった時に調べたりしてますが、ほんとに机に向かって教材を広げるようなThe勉強!は全くしなくなりました
そのおかげで、英語によりフォーカスすることができ、英語の語彙力やコミュニケーション能力がここ最近でより上がったと感じます
⑥ 夫の言葉がきっかけ。ベトナム語学習は”荷物にならないお土産”と考えるようになった
夫はこちらのでの仕事はほとんど英語でいけます
ほんとに気が向いた時にベトナム語を覚えようとしているようなのですが、しっかり勉強するっていうスタイルでもなくて…
ある日聞いてみました
🙋♀️「ベトナム語勉強って正直日本帰ってからも続けるか怪しいやん?英語の方が圧倒的に使うし、仕事で関わるベトナム人も英語話すし…ベトナム語勉強するモチベってなんなん?」
🙋♂️「俺にとってはベトナム語はお土産だから。ベトナムで住んでたっていう記念。」
私には、この言葉は結構刺さりました
おおおおおお、(たまには)ええこと言うやん!
(プロポーズよりささった…笑)
ほんとにこの言葉は結構前に言われましたが、定期的に思い出します
物のお土産もいいけど、こういう頭の中に残しておくお土産って考え方もすごくいいと思いました👏
こんなこと言ってたよねって、最近また夫に聞いてみると
「そんなこと言ったっけ?お土産とか…そんなん言ってない気がする。笑」
とか言っていましたが。笑
妻は覚えているぞ!(なんせプロポースより刺さったから)
この言葉を聞いてからというもの、ベトナム語の単語を調べるたびに
「お土産お土産…✨」
と頭の中で唱えています
どうせ数年経ったらかなり忘れちゃうんでしょうけど、本帰国語もベトナム人のお友達を日本で作りたいと思っているので、完全に忘れることはない…と願いたい🙏笑
⑦ ベトナム語学習の意味は人それぞれ!自分の状況にあった方法・ペースで学ぶのが一番
と、いう結論に至りました
本当に実際2年半経って思うことはコレにつきます
こっちで住んでる日本人の中でも「環境」「将来」は様々..
🙋♀️日本人がほぼいないエリアで住んでる人→必要に駆られてかなりベトナム語話せるようになってる人もいる
🙋♂️仕事でベトナム語が必要→本気の勉強が必要
🙋♀️買い物くらいしかベトナム人の人と接しない→ほとんど勉強しなくてもいける
🙋♂️ベトナムの次も他国に駐在の可能性がある→英語学習の優先度の方が高い
🙋♀️日本に帰ってからもベトナムに何らかの形で携わりたい→マイペースに継続的な勉強
といった風に、状況は千差万別
人と比べずに、
どんな自分に1年後・2年後なっていたいか
自分にとってのベトナム語学習の目的を意識しながら学ぶことが大切だと個人的には思います
そしてそれの気持ちは、現地で生活していくうちに変化していきます
なので、定期的に学習頻度や方向性を見直すことも大事です
ベトナム語の学び方も様々
・大学のコースに通う→ハノイ大学には日本人も通える短期コースがあります
・オンラインレッスンをとる
・現地でベトナム語教室に通う or 家庭教師に来てもらう
・言語交換学習できるランゲージパートナーを見つける
などなど…
こんな体験談ですが、ベトナム語学習に悩む人の参考に少しでもなれば幸いです
Instagramでベトナムやハノイに関する情報をきままに発信しています
よかったら覗きに来ていただけるとうれしいです
参考になった!と思ったらスキ&フォローもよろしくお願いします🌿
ではまたっ👋