【高価なノート】が教えてくれた、本当の価値とは
自分にとって
本当に価値あるものとは何か?
これを感じる
とてもいいきっかけになったのが
高価なノートを使うことでした。
書くことで自分との関係を育むことは
紙とペンがあれば
いつでもどこでもできることです。
めっちゃお手軽。
誰でもいつでもできる。
それが私にとっては魅力のひとつでした。
だから、
(たかが)ノート一冊に
何万円もかける人がいると知った時の衝撃たるや。
そう思っていた私が、
実際に高価なノートを試してみた結果
得られた気づきをまとめています。
世の中には人生をよりよくするための
沢山のノート術があふれていますが、
自分の声を聴き
自分との関係を育む。
これを目的として私はノートを活用しています。
①自分の気持ちは価値のあるもの
新しいノートを使う時、
「きれいに書かなければ」
「丁寧に書こう」
そんな気持ちがいつも浮かんできていました。
後から見返しても、
明らかに最初の数ページは
字が丁寧であるのがわかるほど。
今まで使ってみたこともない
高価なノートなら尚更
「もったいなくて書けない」
そんな気持ちが発動するのです。
「自分の感じたことを書く」ためのノートなのに。
自分が感じたことよりも
ノートのほうが価値あるもの。
と無意識に設定していたからです。
何よりも私の気持ちを
価値あるものとする。
と決めたはずなのに
「ノートがもったいない」という
矛盾した気持ちがあることに気づき
違うだろう!
とツッコミを入れることが出来ました。
②「大切にする」の捉え方が変わった
せっかく買った高価なノートだから大切にしたい。
でもこの「大切にしたい」の奥には
「だってもう買えないかもしれない。」
そんな不安があることに気づきました。
大切にするとは、
「使わない」
「しまっておく」こと。
なぜなら、
もうきっと買えないから。
これも無意識に
そう決めていたのです。
思えばそうやって、
使わずに溜め込んでいたものが
沢山ある。
使ってみたくて買ったのに!
買っただけでわかったつもりになっている
ダサい私を直視し、
大切にするとは、
「適切に使うこと」そう決めました。
使ってみて何を感じるか。
これを本当は大切にしたいのだから。
そう決めたことで、
これはノート以外のことにも作用し
何より自分自身も適切に使えるように。
③ジャッジしている自分に気づいた
「全ての感情に優劣はない」
と知っているのに
楽しいことを綺麗に書くのは良い
愚痴やドロドロした気持ち
走り書き、殴り書きはダメ
と瞬間的に選んでいる自分に
ハッキリと気づきました。
この高価なノートには
それに見合った良いことだけを。
と自分の内側にあるものを
ジャッジしていたのです。
全て喜び
全て対等
からは程遠い自分の在り方を
思い知りました。
捨ててもいい紙に書いていたら
気づくのにもっと時間がかかっていたかもしれません。
全部対等な私の気持ちとして書くことで、
自分に対する全肯定を示すことが出来るように。
④ノートに見合う世界が整う
ノートがいくら素敵でも
ぐちゃぐちゃの部屋、
ボサボサの私だったら。
そのギャップにがっかりする自分を
誤魔化さず見て感じてみる。
憧れのノートに見合わないもの。
これを直視したことで
自分が本当に過ごしたい
時間や空間と向き合うことに。
高いものが良い、
いつもちゃんとしていなければ。
ということではなく、
ふさわしい扱いをしているかどうか?
これを考えるきっかけに。
結果、お気に入りの空間が出来ました。
⑤好きなものを選んでいけるように
「好き」に素直に手を伸ばす。
たかがノート一冊でも、
それをするのか?しないのか?
結局はこの差が大きいです。
好きなノートすら選べないなら
好きな人生を生きるのは難しいと思うから。
「高い」という理由だけで
その選択肢をなかったことにし、
本当は触れて見たいという
自分の願いを無視し続けることに慣れてしまうと、
願いを持つことすら諦めるようになる。
今それが出来るのなら、
素直に手を伸ばしてみる。
素敵だなと思ったノートは
触れるたびに
心がホワンとし緩んでいくもの。
だから、また願うことができるのです。
このノートにふさわしい自分を。
忘れないでほしい大切なこと
ノート一冊が、私にもたらしたもの。
その全てを考えたら
高価なノートは
決して高いものではなかったです。
ここで感じたことは
私の人生全体に作用していくものだから。
でも「ノートを書いてみたい」と思うのは、
書くことでもっと自分を知りたい。
その気持ちがあるからだと思う。
高価なノートを買えないから出来ない。
となっては、本末転倒です。
100円のノートでも裏紙でも
良いのです。
しかし、自分の日常にはないものに
手を伸ばすことは
やってみると気づきが沢山ある。
いろんな心の動きを感じるはずです。
だからとってもおススメしたい。
今できる限りの範囲で
一番気に入ったものを選んでみて欲しい。
やってみて何を感じるか?
これがいちばん大切なことだから。
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