使う?使わない?本当にもったいないのはどっちだろうか。
(2022年7月のアメブロ記事を転記)
上半期の締めくくりに断捨離をして、
そういえば昔と比べると
とても変化したなぁ。
そう思えることがありました。
それは、
「もったいない」
の言葉の捉え方が「真逆」になった。
ということです。
以前は今ある物に対して、
「使うのがもったいない」
と感じることが多かった。
無くなること
減ることにネガティブな気持ちを乗せて
そればかりを気にしていました。
それがお気に入りのもの、
高価なものであればあるほどに。
それが欲しくて手に入れたのに
「もったいない」から
結局使わずにしまってあるだけ。
そしてたまに開けて確認する。
でも、使わない(笑)
だって、
使ったら「無くなる」から。
∞∞∞∞∞
でも今は、
使わないことのほうがもったいない。
全てのものに対して
そう思っています。
「使うのがもったいない」
そう感じていたころ
その気持ちの奥には、
「使ったらなくなってしまう」
無くなったらもう2度と手に入らないかもしれない。
もう買えないかも。
そんな不安がいつもあった。
なぜならそれは
「物」だけを見ていたから。
でも今は、
それらの「物」を使うことで
新たな体験や、気持ち、感覚を
感じることがそもそも豊かなことであると知り
使わずにそれを体験しない事のほうが
よっぽどもったいない。
そう思うようになったのです。
∞∞∞∞∞
大切にするとは、
しまっておくこと。
取っておくこと。
としていた時よりも、
「適切に使うこと」
としている今のほうが、
より多くの物を大切に出来るようにもなりました。
使うのがもったいない。
大切にしまっておこう。
としていた
その頃の私のままだったら、
今とても大切にしている
4千円を超えるノートや
万を超える万年筆やガラスペンも
絶対に手にできなかっただろうな。
と思うのです。
だって、もったいなさすぎるから。
∞∞∞∞∞
使うのがもったいない。
使ってしまったらなくなってしまう。
深いところで無意識に感じている不安は
物だけじゃなくて
「お金」「才能」「愛情」
全てのことに同じように作用していくものです。
だから「使えない」と思っているうちは
それらが自分の世界にやってくることはない。
だってそれは同時に
「不安」を抱えることにもなるからだ。
そんな不安を感じるくらいなら
はじめから手にしなくてもいい。
ずっと、こっちの願いが
叶い続けていくだけだった。
∞∞∞∞∞
目の前の自分の世界を
お気に入りにしたいのなら、
使ってみたいなぁ。
可愛いなぁ。
いいなぁ。
と感じた自分に
素直になって
手を伸ばし
自分の世界に取り入れてみる。
そしてまた感じる。
それを繰り返していくことでしか
本当の自分好みの世界はつくられない。
小さくでもそれを繰り返していくうちに
気づけば、
お気に入りのものに囲まれているものだ。
それは本当に
毎日目にすることが出来る
私だけの絶景となる。
使ってみる
やってみる
注いでみる、からこそ
わかってくることだ。
しまっておくだけでは
本当の自分の価値観や
心地よさには
なかなか到達できないのではないだろうかと思う。
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