Slow is Fast 〜急がばまわれ
「あなたにとって、もっとも心地よいスピードはどれくらいでしょうか?」
今、世の中はかなりスピードで動いています。
しかも、どんどんスピードを増しています。
多くの人が、街を歩くとき、すごい剣幕で歩いているように見えます😨
そして、多くの人が、会社や家庭で、ときには趣味であっても、
猛スピードで少しでも多くの「やるべきこと」をこなすことに
多くのエネルギーを使っています。
そんな中で、自分の本当のペースというものを考える余裕さえないことも多いのではないでしょうか?
ただ、周りがどうあれ、
自分にとって、最適なスピードを超えていると、効果や効率が落ちることのほうが圧倒的に多いのです。
一般的に、女性性※が本来好むスピードはたいてい、かなりゆっくりです。
車を運転してるときのことを例に考えるとわかりやすいかも知れません。
自分の本来のペースより、速すぎるスピードで運転しているとき、どんな感じがするでしょう?
わたしの場合は、
😤肩に力が入り、前かがみになる。
😤視野もぐっと狭くなるし、信号が赤になるたびに「チッ」と舌打ちしたくなる。
😤黄色信号やときに赤信号に変わった瞬間に全力でアクセルを踏む。
😤時間がやたら気になって、しょっちゅう時計を見る
😤同乗者にもイラッとしたり、他の車をやたら追い越したくなったり、邪魔に感じて相手に聞こえないのをいいことに暴言をはいたりしてます❗
当然、事故のリスクも高まりますよね。
逆に、自分の心地よいスピードで運転しているときはどうでしょう。
またまた、私の場合、
😃リラックスして、はなうた歌っている。
😃周りの景色を見て、「ああ、ここにお店できたんだ!」とか「今日はキレイな空だなあ」とか感じる。
😃急いで抜かしていく車を見て、「ああ、遅れそうなのかな?急いでいるんだなあ。大変だね。事故にあいませんように❗」くらいの余裕ができることさえあります。
想像するだけでも、速く走っている私の運転する車には乗りたくないなあって思ってしまいます。
この後に、大事なお客様とのアポイントメントがあるとしたら、どちらの状態で向かいたいですか?
短期的に見ると、前者(スピード狂)は、
アグレッシブに契約を取れるかも知れないし、
一日にたくさんのアポをこなすことはできるかも知れません。
後者(安全運転)は、
相手を説得して契約をとることはできないかも知れないけど、
お客様との関係性は築けそうだし、
有効な情報を聞ける可能性が高いかなって思います。
会えるお客様の数は少なくなるかもれ知れませんね。
人にはそれぞれ最適のスピードがあり、
そのスピードで進むことが、
その人にとっても、心地よく効果的であると同時に、
周りによい影響を与えることに繋がるのです。
とくに、長期的な視点で、
よりそれが効果を発揮するでしょう。
「忙しい!」とストレスを感じたり、
イライラしたりすることがあるなら、
あなたの快適なスピードを超えているでしょう。
といっても、急にスローダウンするのは、難しいかもしれません。
そんなときは、まず、呼吸のスピードに意識を向けてみてください。
今どれくらいのスピードで、呼吸をしているか。
それを、どんどんゆっくりにしていってみてください。
半分、その半分、その半分。
自分にとって、本当に、心地よい呼吸のスピードを見つけましょう。
ときには、「速ければ速いほどいい」
という考えを、脇において、
自分の心地のよいペースで過ごしてみると、
何か変わるかも知れません。
※女性性:人の中には男性的な部分と女性的な部分があるとされていて、そのうちの女性的な部分。一般的に、女性は女性性が優位、男性は男性性が優位だが、男女どちらも、男性性も女性性も持ち合わせている。そのバランスは人によって異なるとされている。
女性性の感性を開くプログラムについてはこちらをご覧ください。https://peraichi.com/landing_pages/view/afp2021spring
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