ナポリがインテル撃破!ファビアン ルイスのゴラッソを独自解説
日本時間早朝、コッパ・イタリアの1stレグ インテルvsナポリが行われ、アウェイのナポリが0-1と先勝した。試合は互いに決定機を活かせない中、ファビアン ルイスのゴラッソでナポリが接戦をモノにした。今回はこのファビアン ルイスのゴールを独自解説したいと思う。
フィネスドリブルの効果
ファビアンがボールを受けたシーン。左足のインサイドでフィネスドリブルをしながら、右のカジェホンを見る事でDFが画像の右を警戒する。中に顔を出したディ ロレンツォのマークが緩くなった次第だ。
そして、このアウトサイドのパスによって蹴り足(左足)を走る1歩目にしている。これには相手DFもついてこれず、ファビアンがペナルティエリア手前で絶好のポジションを取る事ができた。
香川も使う、横ドリの効果
中にトラップをし、シュートモーションに入る。これには堪らず複数のDFが急いで寄せ、ブロックにかかるが、冷静なファビアンは最小限のタッチでいとも簡単に剥がしてみせた。これによってシュートコースが空いたため、ファーに巻いたシュートでゴールゲット。
このカットインして横方向ドリブルと同時にキックフェイントを入れる事はとても有効な技だ。大体のDFは焦ってしまい、第一にブロックを考え、シュートコースに入るだけなので、取られることはない。香川真司の第1次ドルトムント時代でもよく見たシーンだ。
2ndレグはナポリホーム
ミラノダービーを見事逆転勝利したインテル。この勢いそのままにホームで先勝できると殆どが思っていただろうが、思わぬ不覚を見ることとなった。ルカク、ラウタロ、バレラ、エリクセンと主力は揃っていながらも無得点。2ndレグはナポリホームだけあって、最低でも1点は取らなくてはならない。果たして決勝にはどちらが進むのか。見ものである。