プラモ製作工具の話
今回は自分の頭の整理も含めて、使っている工具について書いてみました。
私はプラモ歴30年近いアラフォーで、様々な工具を使ってきましたが、最終的にこれがあれば私は十分だと思った工具を紹介していきます。
まずはパーツの切り出しから処理まで
写真左上から
⚪︎ゴッドハンド ブレードワンニッパー
切断部を綺麗にしたいけどニッパーの刃が折れるのが嫌なので、刃の厚みもほどほどに欲しいという事でこちらを選びました。
ブレードワンのとなりはタミヤの薄刃ニッパーで、こちらは現在ダボカットやプラ板のカットに使用しています。
ニッパーの下は左から3Mのフッキット400番、タミヤのスポンジヤスリ320番、ゴッドハンドのミニFFボード10ミリにタミヤ の耐水ペーパーの320番と400番を貼っています。
切り出しから下地処理までこれで終わらせます。
丁寧な方はヤスリの1000番からそれ以上やる方もいるかと思いますが、私は最終的に400番で十分でした。
次はスジボリ
ファンテックのスジボリカーバイトを使用しています。メインの線は0.15ミリで、太さを変えたりするのに0.4や0.5を使用しています。
以前はBMCタガネを使っていましたが、落として刃を折ってしまう事が多すぎて心も折れて、刃の付け替えが気軽なこちらに落ち着きました。
スジボリをする際はドラパスでアタリを付け、ガイドテープを使って線を引いていきますが、線を引きすぎたりズレたりということが結構あるので、失敗した時はタミヤの瞬間接着剤
のイージーサンディングで埋めて、タミヤのアクセラレーターで即硬化させた後、鉄ヤスリで面を整えてやり直しをしています。
よくスジボリがうまくできない、失敗するのが怖いという話をよく聞きますが、これさえあれば気軽にスジボリできると私は考えています。
技法や塗装などはまた別の回で紹介しますが、この工程で出来上がった作品がこちらです。
最後に、私がプラモデルを製作する上で大切にしている事があります。
それは
「ほどほどに、適当に」
綺麗に作って人から褒められたい、成長したいという気持ちはもちろんありますが、気負いして製作がストップしてしまう事よりも、数をこなしていく事が私は大切だと考えているので、いつも「今回はこのくらいにしておこう」という気持ちで作っています。
でもいつかはバズるような作品を作れるようにこれからも少しづつ頑張っていこうと思います。