見出し画像

記憶力が低下してきた子育て社会人にすすめる司法試験 予備試験 勉強方法

2025/1/28 追記
 2025年1月6日投稿後10件の購入をいただきました。ありがとうございます。どのように勉強すれば効率が良いかを考え続けた予備試験・司法試験勉強であったため、同じ境遇の人にお役に立てればと思い正月を使ってドラフトしていました。反響をいただけて素直に嬉しいです。
 質問があればできる範囲でコメントしますので、是非。
---------------------------------------------------------------------------

興味をもってくださりありがとうございます。

私は、35歳だった2020年2月に司法試験の勉強を開始し、2023年予備試験に合格しました。そして、2024年7月10日~14日の司法試験に合格しました。


1年目 短答不合格
2年目 短答合格も、論文不合格
3年目 予備試験合格

子どもが3人(2人は小学生、1人は保育園児)いる一方、パートナーも私もフルタイムで仕事をしています。また、パートナーも私も大学入学時に関東に来た地方出身のため親を含む親戚は近くにおりません。このため勉強時間は子どもたちが寝てからの夜1.5時間と、子どもたちが起きるまでの朝1時間でした。

こんな境遇もあってか、非常に多くの人から、何を、どのように勉強していたのか、と問われました。その中には司法試験を考えている人もおり、

  • 記憶力が下がってきていても合格できるんだ…、

  • 若い時の勉強方法と同じではダメなんだ…、

  • この勉強方法なら自分でも出来るかも、

とのコメントをいただきました。そこで、より多くの同じ境遇の人に役立てばと思い、試行錯誤した4年半をまとめました。「1年で合格!」というようなきらびやかな結果ではありませんが、その分私のようなごく普通の人が実践できる内容であると信じています。
 私と同じ境遇の、次のような人にとって役立つことを願っています(ノウハウの核心は有料です)。

  1. 勉強すべき範囲もわからないし、時間も確保できないから、合格までの見通しがつかず、そもそも着手できない。

  2. 着手したはよいが、やることの優先順位がつけられず、途方に暮れている。

  3. 記憶力が下がってきていて、とてもじゃないが覚えきれない

  4. 結果、成績も伸びず、モチベーションを維持できない

以下の記事では、具体的な解決策をお伝えします。

① 合格に必要な勉強すべき範囲をお伝えします。
 私が実際に勉強した範囲です。これ以上を勉強する必要はありません。

② 記憶力の低下を踏まえた勉強の優先順位をお伝えします。
 単純暗記ができる20代~30代前半と30代半ば以降は違います。私も含めてみんなここで間違います。これを踏まえて優先順位を考えないとただでさえ無い時間を本当に無駄にします。

①②を踏まえたスケジューリング方法をお伝えします。
 ①②を間違うとスケジューリングも間違います。勉強期間が必要以上に長くなります。

③を踏まえたモチベーションの維持方法をお伝えします。
 スケジューリングを間違うと成績が上がりませんのでモチベーションを維持することができません。結果、勉強が続きません。

司法試験(予備試験含む) × 子育て世代の社会人
を対象とする記事はよく見かけますが、
× 記憶力が低下する30代半ば以降
 
を対象とする記事は他にはありません。
脳構造が違う学生時代に受かった人のアドバイスは脳構造が変わった後の人には役に立たないです。


注意:

  • 私は「伊藤塾」の基礎マスター・論文マスター(2025年1月現在、スタンダード本科生と呼ぶようです)を受講しています。そして、後述する「勉強すべき範囲」にもその一部(全部ではありません。)を含めています。短期間での合格を希望するのであれば一定の投資を覚悟してください。

  • 後述しますが、平均1日2~3時間の「座って」勉強できる時間が必要です。論文試験の一科目時間が2~3時間だからです。私の場合は朝1時間、夜1.5時間でした。仕事により勉強できない期間が生じることはやむをえませんが(私も勉強できない期間が2か月程度ありました)、最低限の勉強時間は必要です。

以下は、ノウハウ(約9,000文字)と、令和6年司法試験の再現答案(約44,000文字)と、で構成されています。

ここから先は

52,591字 / 8画像

¥ 3,000

期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?