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ラブレターウイルスで有名なVBSって、結局どうなったの?

どうなったの?
ということで、解説していきます。


VBSって?

VBSとは、Visual Basicの派生系で、(vbaやvb.netを知っているでしょうか)、vbをいい感じにこねこねしてスクリプト(コードを実行時に機械が読み取れる形式にする、コンパイル型はあらかじめ機械が読み取れる形式にする)言語化をしたのがVBS、VBScriptです(以下vbs or VBS)。1996年にマイクロソフトによって開発され、WindowsやWebサイトで実行…
できました。
でき「ました」
でき「たん」ですけどねえ!

IEとWEB、VBS

まあ、Windowsでは今実行できますよ。
でも、WebサイトではIEと…htaというhtml風(あくまでも風)でしか使えません。セキュリティ面と、互換性の問題です。
今はJavaScriptしか知らない人も多いでしょう。
Windowsで実行できる.jsはjscriptなのですが…
と、話が逸れてしまいましたね。
とにかく、昔のブラウザ、Internet Explorerでしか使えないのです。

僕って本当に話の構成下手ですねえ………
早いんだよ

とにかく、今です。
今は、2023年10月に非推奨、2024年5月22日に2027年くらいにに標準機能からvbsが抜かれる、と発表されました。あーあ、結構好きだったのになあ…Dimとか

フェーズ

1. 2024年5月(発表当日) 
Windowsには普通にインストールされ、普通に有効化されている。
2. 2027年頃
標準機能からは削除されるが、有効化することもできる。
3. 未定、それ以降
Windowsから完全にVBSが削除される。

廃止理由

まず、Webサイトで使える唯一の手段、IEがサポート終了されたこと。なんなら、windows11だとIEのexeファイルを開くと自動でedgeが開かれる。
あ、IEを開ける方法はこちらから
そして、IEを開ける方法でも紹介した、PowerShellがVBSの代替として使えそうなことや、VBSの代替言語がありそうなこと。(曖昧…)PowerShellは.ps1でスクリプトとして使えるんですよ。ただ、PCのルールを変更する必要などがありますが、これは今度に。
個人的には、今の段階では全然代替になりません。

実は…

Microsoftからの声明文や、英語/日本語の情報がかなり曖昧で…これしか出せなかったので、コラムなどをいっぱい載せます。

コラム

IE

IE(Internet Explorer)とは、今はサービス終了してしまったウェブのブラウザです。Microsoftが開発していましたが、Microsoft Edgeを推奨するようになり、Windows11では下のリンクなど特殊な手を使わないと開けなくなってしまいました。まあセキュリティの穴だしなあ…

タイトルの、ラブレターウイルス

ラブレターウイルスとは、2000年代に流行り、フィリピンの専門学校生が作成したVBSのワームウイルスで、メールに乗せてLOVE-LETTER-FOR-YOU.TXT.vbsというtxtに見せかけたvbsファイルを運びます。
学校ではインターネットに関する論文を書いたのだが、倫理に反すると言われて、マルウェアを作ったとも言われており、マルウェアの中には「学校に行きたくない」というメッセージもあった。
outlookのアドレス帳全てにメールを送るため、ねずみ算的に感染者数が増えていき、インターネットの最初に読み込まれるサイト(Chromeユーザーならchrome://newtabやgoogle.co.jp、google.comなど)を悪意あるプログラムをダウンロードするサイトに変える。まあ、とにかくvbsだけには限界があったということの現れかもしれない。
また、「vbs」「vbe」「js」「css」「wsh」「sct」「hta」「jpg」「jpeg」「mp2」「mp3」といった拡張子のファイルを上書きしたり、削除したりすることで破壊する亜種もいる。

最後に

見てくれてありがとうございます!でも…









投稿サボっててすいません。

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